01
2008

■7月の取引結果まとめ■いよいよ雇用統計!ドルストレートにテクニカル変化は!?

昨日は夜の米指標で少し動きがでたものの結局イベント待ち相場になりましたね。
通貨間の力関係も豪ドルが弱くなっているほかは差があってもわずか。
昨日オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係を見てみると
EUR≒JPY>GBP>USD≒CHF≒NZD>CAD>AUDという形でした。

前日に続いて豪ドルが弱く推移していることがやや目立っていて
英テレグラフが「豪州は米国よりも深刻な危機に直面」と報じてから
悪材料に反応しやすくなっていて、豪小売売上高が6年ぶりの低水準であったり
8/5のRBA会合にて利下げの噂が出たりと状況は少し悪そうです。

今日はこの状態で注目の米国雇用統計を向かえるわけですが
雇用統計は予想と結果の乖離が出ることが多く、値動きも大きくなりやすいため
現在の力関係やテクニカル状況を把握したうえでそれがどのように変化するか
という視点を持っておくと取引の難易度をより低くすることができるかと思います。

今日予定されている重要指標・イベントは以下の通り

■今日の重要指標・イベント
21:30 (米) 7月雇用統計(失業率/非農業部門雇用者数)
23:00 (米) 7月ISM製造業景況指数


今日のポイントはなんといっても米国の雇用統計。
ISM製造業景況指数も米指標のなかでは強い指標ですが
雇用統計後の発表ですのでまずは雇用統計を押さえたいところです。

雇用統計は米国重要指標の中でも最もインパクトが大きい指標であり、
大抵1円、動けば2円程度は動くこともありますので資金管理だけは万全に。
雇用統計に合わせて取引するのであれば事前のシミュレーションも必須ですね。

今回も前回に続いて非農業部門雇用者数の事前予想はマイナス予想、
失業率も前回よりやや悪化という市場予想になっているようですが、
雇用統計が注目される理由の一つに予想と結果の乖離が大きい、
つまり市場が荒れやすいという指標ということが挙げられます。

雇用統計はよく動くだけにチャンスである反面、
資金管理を怠っていたりレバレッジを高くしすぎると、
たった数十分で大きな損失を被る危険性も。
これは雇用統計そのものがリスキーなのではなく、
自分の資金管理やシミュレーションのなさが主な原因。

ですので大きく動く指標だからといって何でもチャンスと思うのではなく、
事前に資金管理やシミュレーションが出来ていない場合は様子見するなど
どれだけリスクがあるかもしっかり認識した上で取引したいですね。

最も良くないのは何も考えず雇用統計後のチャートに翻弄されること。
取引し始めてから色々と考え始めるのでは全てが遅すぎます。

幸い雇用統計は毎月1回ありますし、相場は今日なくなるわけではありません。
ですので自分の資金管理やシミュレーションが出来ていない場合は
無理せず様子見して分析だけにとどめておくのが良いと思います。

僕もFXを始めたころは特に雇用統計のようなイベントで気合が入っていました。
しかし6年間ほど相場で取引してみて思うのは、このようなチャンスはいくらでもあり、
なおかつビッグイベントはチャンスというよりむしろリスク要因を考えるべきで
明確なテクニカルの流れが出来た後に乗っていくほうが低リスクで簡単と感じます。

ですので今回雇用統計前後の相場で動きに乗れなかったとしても
今後もチャンスは必ずめぐってきますので、くれぐれも目の前のチャートを見て
その場で戦略を慌てて立てて翻弄されないように注意しておきましょう。

また昨日NY終値で月足終値が出ており7月も長期的トレンドは下確定。
これで昨年8月末に長期が下に転換したと書いてから1年間継続となりました。

また長期的トレンドの状況は土日の記事で書こうと思いますが、
雇用統計のようなビッグイベントにおいても短期・中期的トレンドとあわせて
長期的な流れはどうなっているのか、現在の位置は長期的な流れの中で
どの位置まで来ているのか等を確認されると良いと思います。

さて昨日の取引ですが前日と同じようにNZDで取引したものの失敗。
久しぶりに本業の外出がなかったので家で本業の経理作業をしつつ
いつでも取引できるようシミュレーションは万全にしていたのですが
こういうときに限って相場の動きとうまく合わないものです。

今日の記事はまずその取引結果から。
その後ドル円の短期~長期テクニカルと今日の重要指標のポイント、
最後にクロス円の短期・中期テクニカルと今日のポイントについて書いていきます。

■今日の目次---------------------------------
・昨日の取引結果とその根拠等
・ドル円短期・中期テクニカルと上下の重要節目
・クロス円短期・中期テクニカルと今日のポイント
---------------------------------------------

昨日の取引もこれまでの短期取引と同じような形。
取引根拠もいつも通り以下のような形で取引しました。

・5分足・10分足ボリンジャーバンドのセンターライン割れ
・前日安値をクリアしたこと
・短期・中期テクニカルの状況(メルマガ参照)
・レバレッジが3倍未満で資金管理上余裕があったこと
・決済は高回転取引の決済値幅目処である30-50pips
(過去6年間の自分の取引結果から導いた数値)

昨日も前回と同じようにシミュレーションをしており、
事前に通貨間の力関係やテクニカル状況を見た上で
NZD/USDの優先順位を高くしていたわけですが、
今回は見事に底を掴んだ形となってしまいました。

NZDのテクニカルがある程度弱いということをベースとしたうえで
午後の下落でまずセンターラインを割って下向きになり、
その後前日安値も割り込む流れになって割った直後に反転。

原因としては前日安値を割り込んだ後に判断を下したのではなく
割り込みそうというときにエントリーを決めていたことが大きく
一日家にいて余裕があったためなるべく取引の無駄をなくしたい
という気持ちが出てしまったのがマズかったかなと感じています。

実はこうやってフライング気味で取引したときの失敗はこれまでも多く
6年前から今になっても時々やってしまうミスの一つ。
もちろんうまくいくときは相場から無駄なく利益を取る形になるため
修正の仕方が難しいところです。

ただし失敗と思ったあとの損切りもかなり早く行うようになったので
実際の損失額はほとんど出ないですし、取引回数が増えれば増えるほど
ミスがあっても利益はコツコツ積みあがる形になるので難しいところ。

損切りを計算に入れた上で確率論みたいなものでいくのか、
それとも相場の動きを判断するためにフィルタを増やすのか。

フィルタを増やせば利益率は上がるが取引機会は少なくなるしで
過去6年の間に修正し続けているもののあっちを取ればこっちが・・
という格好でこれは引き続き今後の課題となっています。

と言っている間にまた先ほどからの下落(9:25現在)に乗ってみました。
根拠は全く同じです。今回は相場の流れにうまく合うかわかりませんが
結果はまた明日の記事で書く予定。

というわけで昨日の取引は

■昨日の取引
NZD/USD 0.7309 SHORT*3→0.7315決済(成行→成行)※損切り
-1,944円

■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■7月の確定済み利益額
+192,373円


さて、昨日から今朝の動きを踏まえて9時時点のドル円相場テクニカル状況ですが
昨日NY時間の推移から107円台に入っていることもあって短期がフラットに変化。
中期はやや上向き継続、長期はこれまで通り下向きとなっています。

上下の重要節目については雇用統計を控えているため広めに見ており、
上方向の第一目処が108.60付近、第二目処は1/14高値の108.90付近、
ここを越えてくると1/4高値の109.50付近が見えてくると考えています。

一方下方向の節目は昨日と同様の認識で107.20付近を第一目処、
106.80付近を第二目処、第三目処は106.00付近と見ています。
雇用統計を踏まえて広めにシミュレーションする場合は
7/11安値の105.60付近まで見ておくと良いと思います。

今日の基本戦略としては雇用統計ということもありますので、
通常のテクニカルよりさらに短期的な目線で臨む予定です。
今日は本業の都合も調整して夜はあけているので取引する予定。

雇用統計はいつも逆指値等を用いて取引しているので
超短期(1時間以内ぐらい)の取引に備えて上下両方にシミュレーション。

この場合は超短期ですのでテクニカルの方向性ではなく
節目を基準にして上下両方にシミュレーションしておき、
発表直前に逆指値を入れられる状況ならギリギリまで待って入れて
1時間以内に決済するような取引ができればと思っています。

先ほど書いたように雇用統計は軽く1円、動けば2円以上動くこともあるので
いつも以上に資金管理をしっかりと。また先日の円高で損した方などは
「ここで取り戻そう」と一度で大きなポジションを持たないように注意ですね。

相場は今日明日なくなるわけではありませんので、「マイナスを短期で取り戻そう」
という気持ちは冷静な取引の邪魔になります。長い目でみてコツコツ積み上げれば
大きな損失分も取り戻すことはできますので焦らず冷静に資金管理をしておきましょう。

僕も個人的に2002年に大きな損失をだしましたが、翌年1年間でその半分を、
さらに次の年で損失分全てを取り戻すことができましたので、
冷静にコツコツ積み上げていけば必ず目標は達成できると思います。

ですのでしつこいようですがくれぐれも資金管理は万全に。
レバレッジは低く3倍から5倍程度までにしておくと良いと思います。

また現在のドル円相場で警戒すべきことの一つに「新高値更新後の下落」があります。
レンジ相場から一時的に上昇して新高値をつけた後の下落というパターンは
相場でもよく見られるパターンとして存在しますのでその点だけ注意。

記憶に新しいもので規模も大きかったのは昨年夏につけた最高値からの下落や
昨年夏に長期的トレンドが下へ転換した後の下落局面のなかで
何度か上方向に戻す場面でも良く見られました。

これに引っかからないようにするには、安易についていかず
重要節目を瞬間的にブレイクしてもその日のNY終値を待って判断したり、
エントリーとともに確実にストップ設定をしておくのが良いと思います。

■7月末時点の長期的テクニカル状況

7月末時点で確定した長期的トレンドについては
明日か明後日の記事でチャートをつけて詳しく書きます。




■9時時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=下向き継続。
・ユーロ円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・ポンド円短期=フラット継続。
・ポンド円中期=上向き継続。
・スイス円短期=下向き継続。
・スイス円中期=上向き継続。下の抵抗帯下限に位置。
・カナダ円短期=上向きからフラットに戻っている。
・カナダ円中期=フラットからやや上向き。
・豪ドル円短期=下向き継続。
・豪ドル円中期=上向き継続も値段が下に抜け始めた。要注目。
・NZドル円短期=下向き継続。
・NZドル円中期=下向き継続。

※欧州系ドルストレートについてはメルマガで書きます。

昨日はオープンからクローズまでの間に大きな変化がなかったため
弱く推移した豪ドルを除いて大きなテクニカル面の変化は出ていません。

冒頭に書いたように昨日オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係は
EUR≒JPY>GBP>USD≒CHF≒NZD>CAD>AUDという形になっており
ここでも豪ドルの弱さが明確にでている状況。

今日は雇用統計まで目立った指標がないこともあって
時々出てくる可能性のある噂やニュースなどに注意しながら
日中は各通貨の力関係やテクニカルの変化を中心に見ておき
その流れに沿った取引にとどめて置くのが良いと思います。

そして雇用統計発表前後にはドルストレートよりでシミュレーションし、
クロス円のシミュレーションをする場合は必ずドル円とセットで。
ドル円の動きに引っ張られて動きがでる可能性を考えたうえで
通貨間の力関係を見て取引優先順位をつけておくと良いですね。

最初は面倒なことですが、通貨間の力関係や相関関係というのはとても大事で
一度身につくとどんどん将来的にラクになりますので日々意識すると良いでしょう。

同じ1ポジションを構築するなら、よりリスクの低い通貨ペアを、
という考え方で相場を見る訓練をしていくと、時間がたてばたつほど
低リスクで取引しやすい通貨を見分けられるようになりますので。

また週末ということも考えて、無理なポジションは持ちこさないことや
現在のレバレッジを考えて数量を調整してリスク面への配慮も万全に。
利益を出すことも大事ですがまずはリスクへの対応をしっかりしておきましょう。

今日は昼前に本業の都合で少し外出する予定がありますが、
その後は早めに帰りますのでメルマガ(節目情報)雇用統計前に発行予定です。

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