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2008年07月03日

ECB政策金利発表+トリシェ総裁記者会見、米国雇用統計に注目!各通貨ブレイクなるか!?

■昨日アクセス1位の過去記事■(0時-24時集計)
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 - 低リスクの時だけエントリーする方法


昨日は午後からNy終値にかけて面白い動きとなりましたね。
ドル円はまたイベント待ちの典型的な相場になった形でしたが、
通貨間の力関係はNY市場で大きく変化しました。

メルマガで書いたように、昨日オープンから19時までの主要通貨間の力関係は
AUD>CAD≒USD>EUR≒NZ>CHF>GBP≒円となっていましたが、
これがNYクローズにかけて変化し、最終的に昨日1日の力関係としては
CAD≒AUD>EUR=CHF>円≒NZ>GBP>USDという格好になりました。

今日はこの状態で注目のECB政策金利発表とトリシェ総裁記者会見、
そして金曜から繰り上げ発表される米国雇用統計を向かえるわけですが
ビッグイベント前と後での力関係の変化とテクニカル変化を抑えておけば
取引の難易度をより低くすることができるかと思います。

今日予定されている重要指標は以下の通り

■今日の重要指標・イベント
18:00 (欧) 5月小売売上高
20:45 (欧) ECB政策金利発表・トリシェ総裁記者会見(21:30-)
21:30 (米) 6月雇用統計(失業率・非農業部門雇用者数)
23:00 (米) 6月ISM非製造業景況指数

今日のポイントは上記イベントの中でもECB政策金利発表とトリシェ総裁記者会見、
そして米国の雇用統計の2つ。ISM非製造業景況指数も強い指標ですが
雇用統計後の発表ですので、やはりまずは雇用統計を抑えたいところです。

雇用統計は米国重要指標の中でも最もインパクトが大きい指標であり、
大抵1円、動けば2円程度は動くこともありますので資金管理だけは万全に。
雇用統計に合わせて取引するのであれば事前のシミュレーションも必須ですね。

今回も前回に続いて非農業部門雇用者数の事前予想はマイナス予想、
失業率は前回とほぼ変わらない予想となっていますが、
雇用統計が注目される理由の一つに予想と結果の乖離が大きい、
つまり市場が荒れやすいという指標ということが挙げられます。

また今回はやっかいなのが、同じ時間にトリシェ総裁記者会見が始まるため
米雇用統計の初動に乗るのかどうかが難しいところ。

個人的にはしっかり流れが出てから順張りで乗る形が低リスクかと思いますが
こればかりは実際の相場を見てみないと分からない部分も多いので
事前のシミュレーションをどれだけ綿密に多くのパターンで行うか
というところが重要になってくるかと思います。

ちなみにECB政策金利の市場予想は現時点で0.25bp利上げで
4.00%→4.25%という市場予想が大半となっています。

さて、11時現在のドル円相場テクニカル状況ですが、
昨日もまたNY終値にかけて戻ってきたこともあって
それほど大きなテクニカル変化はありません。

短期はフラット、中期的は上向きもやや弱め、長期は下向きとなっています。
雇用統計を迎える相場としてはどちらにもブレイク可能な面白い状況ですね。

※6月末時点で確定した長期的トレンドについては
 昨日夜に別記事として書いたのでそちらを参考にしてください。
→6月末時点で確定したドル円相場の長期的トレンドについて

雇用統計はよく動くだけにチャンスである反面、
資金管理を怠っていたりレバレッジを高くしすぎると、
たった数十分で大きな損失を被る危険性も。

これは雇用統計そのものがリスキーなのではなく、
自分の資金管理やシミュレーションのなさが主な原因。

ですので大きく動く指標だからといって何でもチャンスと思うのではなく、
事前に資金管理やシミュレーションが出来ていない場合は様子見するなど
どれだけリスクがあるかもしっかり認識した上で取引したいですね。

最も良くないのは何も考えず雇用統計後のチャートに翻弄されること。
取引し始めてから色々と考え始めるのでは全てが遅すぎます。

幸い雇用統計は毎月1回ありますし、相場は今日なくなるわけではありません。
ですので自分の資金管理、シミュレーションが出来ていない場合は
無理せず様子見して分析だけにとどめておくのが良いと思います。

私もFXを始めたころは特に雇用統計のようなイベントで気合が入っていました。
しかし6年間ほど相場で取引してみて思うのは、このようなチャンスはいくらでもあり、
なおかつビッグイベントはチャンスというよりむしろリスク要因を考えるべきで
明確なテクニカルの流れが出来た後に乗っていくほうが低リスクで簡単と感じます。

ですので今回雇用統計前後の相場で動きに乗れなかったとしても
十分今後チャンスはめぐってきますので、くれぐれも目の前のチャートを見て
その場で戦略を慌てて立てて翻弄されないように注意しておきましょう。

さて昨日の取引ですが、ブログやメルマガで書いていたとおり
今日のビッグイベントに備えて分析の時間を多く作りたかったことから
全く取引はしませんでした。

ですので今日もメルマガに書いているようなドル円の細かい節目から、
その後ドル円の短期・中期テクニカルと今日のポイント、
最後にクロス円のテクニカルについて書いていきます。


■今日の目次---------------------------------
・ドル円の細かい節目
・ドル円短期・中期テクニカルと今日のポイント
・クロス円短期・中期テクニカルと今日のポイント
---------------------------------------------



今日は雇用統計ということもあっていつもよりさらに広めに書きますが

・108.00付近→6/12,19,20,23高値付近
・107.70付近→6/13,18,25安値付近
・107.40付近→6/19,24安値付近
・107.20付近→6/27高値付近
・106.80付近→7/2高値付近
・106.40付近→6/30,7/1高値付近
・106.20付近→6/10安値付近
・105.80付近→6/27,7/2安値付近
・105.50付近→7/1日中安値付近
・105.20付近→7/1安値付近
・105.00付近→6/30安値付近
・104.70付近→5/19高値付近
・104.50付近→6/4安値付近
・104.00付近→6/2安値付近

以上が11時現在のドル円相場で考えている節目です。
昨日も前日に引き続き同じような推移となったため
昨日朝の時点と大きな節目の認識は変えていません。

上方向の第一目処が106.50付近、第二目処が107.20付近、
第三目処は107.70付近と認識しています。
今日の米国雇用統計の結果で乖離が大きくなった場合は
数分で大きな動きが出る可能性がありますので注意したいところ。

一方下方向の節目も昨日と同じ認識をしていて
105.80付近を第一目処、105.30付近を第二目処と認識。

第三目処はこれまで通り105円付近と見ていますが、
シミュレーションとしては雇用統計ということも考えて
104円割れまで行っておけばリスクへの対応も十分かと思います。


今日の基本戦略としては雇用統計ということもありますので、
通常のテクニカルよりさらに短期的な目線で臨む予定です。
今日は本業の都合も調整して夜はあけているので取引する予定。

雇用統計はいつも逆指値等を用いて取引しているので
超短期(1時間以内ぐらい)の取引に備えて上下両方にシミュレーション。

この場合は超短期ですのでテクニカルの方向性ではなく
節目を基準にして上下両方にシミュレーションしておき、
発表直前に逆指値を入れられる状況ならギリギリまで待って入れて
1時間以内に決済するような取引ができればと思っています。

先ほど書いたように雇用統計は軽く1円、動けば2円以上動くこともあるので
いつも以上に資金管理をしっかりと。また先日の円高で損した方などは
「ここで取り戻そう」と一度で大きなポジションを持たないように注意ですね。

相場は今日明日なくなるわけではありませんので、「マイナスを短期で取り戻そう」
という気持ちは冷静な取引の邪魔になります。長い目でみてコツコツ積み上げれば
大きな損失分も取り戻すことはできますので焦らず冷静に資金管理をしておきましょう。

私も個人的に2002年に大きな損失をだしましたが、翌年1年間でその半分を、
さらに次の年で損失分全てを取り戻すことができましたので、
冷静にコツコツ積み上げていけば必ず目標は達成できると思います。

ですのでしつこいようですがくれぐれも資金管理は万全に。
レバレッジは低く3倍から5倍程度までにしておくと良いと思います。


■6月末時点で確定したドル円相場の長期テクニカル状況について

6月末時点で確定した長期的トレンドについては
昨日夜に別記事として書いたのでそちらを参考にしてください。
→6月末時点で確定したドル円相場の長期的トレンドについて




■11時時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=フラットから上向きに変化。
・ユーロ円中期=上向き継続。堅調に推移。
・ポンド円短期=フラット継続。
・ポンド円中期=上向き継続。
・スイス円短期=フラットから上向きに変化。
・スイス円中期=上向き継続。堅調に推移。
・カナダ円短期=下向きから上向きに転換。
・カナダ円中期=上向き継続も値段が下に抜けているため注意。
・豪ドル円短期=フラットから上向きに変化
・豪ドル円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・NZドル円短期=下向きからフラットに変化。
・NZドル円中期=フラット継続。かなり方向感に乏しい状態。

昨日はカナダ円や豪ドル円に大きく動きがでましたが
テクニカル面では短期が変化した程度にとどまっており、
まだ本格的なトレンドの変化とはいえない状況です。

今日はECBの政策金利発表とトリシェ総裁記者会見、
そして米国雇用統計を控えていることからクロス円の戦略としては
ECBのイベントにあわせてユーロを軸に見ていくのか、
もしくは雇用統計にあわせてドル円がクロス円を引っ張るか
という点に注目していくのかどちらかかと思います。

ただ最もシンプルに考えるのであればユーロドルを軸にしつつ
ドル円やポンドドル、ドルスイス、ユーロポンド、ユーロスイス、ユーロ円
といった通貨を見ていくのがわかりやすいかなと思いますので
個人的にはその方針で今日はじっくりシミュレーションします。

※欧州系ドルストレートについてはまた日々のメルマガで書きます。


オセアニア系等を中心にトレードされている方であれば
今日は利益を出すことよりも損失を出さないこと、
そして自分の中のリスク要因を減らしておくことに集中しておく
という程度が良いかもしれませんね。

雇用統計はビッグイベントですが、通貨間の力関係をしっかり見れるか
そうでないかでクロス円の難易度は全然違ってきますので
無理をしないことも一つの賢い戦略かと思います。

今日はずっと自宅で本業の作業をしていますので、メルマガ(節目情報)雇用統計前には発行します。






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