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2008年06月14日

ドルテクニカル変化の可能性は?来週はバーナンキ講演、米企業決算発表他米国重要指標多数!

■昨日アクセス1位の過去記事■(0時-24時集計)
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 - 低リスクの時だけエントリーする方法
昨日はクロス円がある程度穏やかな流れになっていた反面、
ドルストレートではかなり明確な動きがでていましたね。
特にドルスイ、ユーロドル、ドルカナ等はテクニカル的にも明瞭で
事前にシミュレーションしていた方は取引しやすかったのではと思います。

個人的には本業の都合で外出していて、帰りが遅くなってしまったため
これらの動きに乗ることが出来ず、あくまでも結果論ではありますが
前日のユーロドルショートが少しもったいなかったかなという状況です。

上記の動きは通貨間の力関係にも明確に出ていて、
金曜オープンからクローズまでの力関係を見てみると
最も強いのが豪ドル、続いてドル≒ポンド≒NZと続き
その後に円>ユーロ≒カナダドル>スイスフランという状況。

ドル円は結局108円乗せで引け、1週間を通して強い状態が続きましたし
その他の通貨に対しても1週間でトレンドが出たものが多くなっており、
来週はこのトレンドが継続するのか、一旦踊り場に入るのかが焦点。

昨日からのG8も今日14時からのポールソン財務長官記者会見で終了。
ここ最近米国の要人からは強いドルを支持するような発言も多いため
ポールソン発言のほか、来週月曜のバーナンキFRB議長講演にも注意。

また来週は米企業決算発表も控えており、リーマン・ブラザーズ、
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー等の決算発表が
相場変動の材料として捉えられることもありますので注目したいですね。

来週もテクニカルや通貨間の力関係がどの程度変化するのか、
今週のトレンドに追随する動きがでるのかを見ておき、
取引はなるべく短期でコツコツとるような形が良いと考えています。

さて昨日の取引ですが、結局帰宅したのが夜中になったため取引はなし。
帰宅してチャートを見て、前日のユーロドル決済を一瞬悔やみましたが
まあこれは結果論なので仕方ありませんね。今月から取引歴7年に入りましたが
まだまだ精神的な部分は磨く必要があるなと反省しています。

ということなので今日はまず金曜NY終値時点のドル円テクニカル、
最後にクロス円短期・中期テクニカルと戦略の順で書いていきます。


■今日の目次---------------------------------
・金曜NY終値時点のドル円短期・中期テクニカルと来週のポイント
・ドル円長期テクニカル状況(5月末終値で確定したもの)
・クロス円短期・中期テクニカルと来週のポイント
---------------------------------------------




金曜NY終値時点でのドル円相場テクニカルの状況ですが、
昨日も穏やかながらも堅調に推移したことで短期・中期ともに上向きキープ。
NY終値でも108円台で引けていますので、かなり堅調な状態といえます。
長期はこれまで通り下方向で変化ありません。

金曜NY終値時点の重要節目は昨日朝の時点とほぼ同じ認識で、
上方向の第一目処が108.30付近、第二目処が108.90付近と認識。
第三目処は109.20付近と認識しています。

昨日の繰り返しになりますが、今の相場に時間分析を加えた場合
やや短期的に行き過ぎとも言えますし、現時点ではドル円以外にも
通貨間の力関係では低リスクな通貨ペアが多くあることから
ドル円ではあまり深追いしないようにしておくと良さそうです。

テクニカル状況だけを見ると短期・中期が上方向ですので
順張りロングで小額決済という戦略が低リスクですね。
くれぐれも縦軸だけではなく横軸(時間軸)とあわせてみた上で
低リスクの戦略を立てるようにしたいところです。

一方下方向の節目も昨日と同じ認識で107.30付近を第一目処、
106.60付近を第二目処、105.70付近を第三目処と認識しています。
時間分析を加えた場合月曜午前中で107円半ばを割ると
短期がフラットになるような状態ですね。

※上記の節目はまた月曜朝の相場推移によって変化していくものですので
 月曜昼のブログで新たに分析した結果を詳しく書く予定です。


来週の米国指標はNY連銀製造業景況指数、対米証券投資から始まり、
生産者物価指数、住宅着工件数、鉱工業生産、フィラデルフィア連銀景況指数と
比較的重要なものが予定されていますし、バーナンキFRB議長講演や
米国金融機関の決算発表なども控えていますので材料は十分。

ここまで堅調にドルが推移しており、対円で重要節目をクリアしているほか
対ユーロでも中期テクニカルが転換かどうかという位置で推移しています。
テクニカル面だけを見ると追随していくのがセオリーではありますが、
先ほど書いたように常に時間的な分析等もしっかりしておきたいところ。

特に上昇よりも下落時のほうがスピードが速くなりますから、
利益が出ているからといって楽観視したり希望的観測を持つのではなく
常に最悪の事態を想定して週末のうちに資金管理をしておきたいですね。

また以前メルマガで書いたように、そろそろ今年も半分近く経過していますので
目先の利益のほかにも年間トータルでの資産運用を考えておかねばなりません。

ついつい日々の相場のことばかり考えてしまいがちですが、
税金や損失繰越等の対策をすることで浮く金額は大きく、
気づいたら数十万円の差が出るということもあります(私も体験済み)。


ですので週末のうちにこちらもじっくりシミュレーションして、
年間トータルで手元に残る金額を最大化するにはどうすれば良いか、
ということを考えて置かれると良いと思います。
年末になって考えても遅いこともありますので。


※メルマガで書いた関連記事→6/1のメルマガ(バックナンバー)




■5月末NY終値で確定した長期的テクニカルの状況

これまでの繰り返しになりますが、長期的トレンドは5月も下向き確定。
これで10ヶ月連続で長期テクニカルは下向きという状況となっています。



※チャートの見方など長期テクニカルに関しての過去記事は
8月末の記事
9月末の記事
10月末の記事
11月末の記事
12月末の記事
1月末の記事
2月末の記事
3月末の記事
4月末の記事


5月も1ヶ月の動きとしては陽線となっていて、堅調な動きだったといえますが
長期的トレンドの中においてはまだマイナス2シグマとマイナス1シグマの間。

6月はまずマイナス1シグマ付近を明確に越えていくかがポイントとなりますが
センターラインに近づくにつれて、「上方向への転換期待」とともに
「売りの急所」に近づくとも言えます。

特に中期的トレンドをベースにして取引するようなタイプの方であれば
「長期が上に転換かどうかという攻防に入る」=「一旦利食いするのに絶好の場所」
という考え方になると思いますので、今月もし上方向へと推移が続いた場合、
大きなトレンドの中で自分はどう行動するか、という点を明確にしておくと良いでしょう。

逆に「転換かどうかの攻防に入る」=「新規で逆張りショート」はすこぶる危険。
いくら長期が下を向いていて大きな壁に達したとしても
そこでの攻防の結果上向きに転換すれば、底でショートすることになるため
よほど余裕がある資金管理が出来ていてもあまりオススメできません。

ショートするなら短期・中期が下方向を向いたことを確認してから
順張りショートが低リスク。決して逆張りはしないようにしたいですね。

またチャート画像にも書いているように一度長期的トレンドが転換すると、
過去のデータから見ても比較的長い期間継続する傾向にありますので、
今後も取引する際には

「大きなトレンドはどうなっているか」
「そのなかで中期的トレンドはどうなっているか」
「そして今日の短期的トレンドはどうなっているか」

を考えた上で、「では【今】自分はどのような投資行動に出るか」という順序で
必ず「値幅」と「時間」の縦横軸を使って考えていくと良いと思います。
安易に長期が下だからといって何でもショートというのは無理がありますので。

ついつい「値幅」に意識がいってしまいますが、その値は短期的に現実的なのか、
中期的に見てどうなのか、長期的には?と分析結果と照らし合わせると
どう考えても合理的ではない値を目標にしてしまっていることなどもあります。
(私も2002年はこれと資金管理の未熟さで大負けしたので)

ですので自分はどの「期間」で取引を完結させようと思っているのか
といった横軸も必ずセットにしておくと、分析・取引ともに幅が広がると思います。

■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■今月の確定済み利益額
+159,177円

上記のことから来週のドル円に対する戦略は

・短期・中期が上方向の間はロングで順張り+小値幅+当日決済
(下落を待ち構えるのではなく、一旦下落をやり過ごした上で
 テクニカルが変化せずに再び上昇してきたところを順張りロング。)
・短期がフラットか下になった場合は様子見
・短期・中期が下方向で揃った場合はショート中心の戦略へ
・いずれの場合も逆張りではなく順張りで当日決済を中心に

という方針で臨む予定です。ただし先ほど書いたように
通貨間の力関係ではドル円よりも取引難易度が低い通貨ペアもあり、
実際今週はユーロドルやポンドドルの取引優先度を上げていましたので
来週も通貨間の力関係を見ながら優先順位を決める予定です。



■金曜NY終値時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=フラット継続。
・ユーロ円中期=上向き継続。堅調に推移。
・ポンド円短期=フラット継続もやや上向き気味。
・ポンド円中期=上向き継続。堅調に推移。
・スイス円短期=フラットに戻っている。
・スイス円中期=上向き継続。堅調に推移。
・カナダ円短期=上向きからフラットに変化。
・カナダ円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・豪ドル円短期=フラットから上向きに変化。
・豪ドル円中期=上向き継続。堅調に推移。
・NZドル円短期=フラット継続。
・NZドル円中期=フラット継続。

昨日は通貨間の力関係の真ん中に日本円があったこともあって
全体的にテクニカル面の動きはそれほど大きくありません。

先ほど書いたように昨日オープンからの通貨間の力関係は、
最も強いのが豪ドル、続いてドル≒ポンド≒NZと続き
その後に円>ユーロ≒カナダドル>スイスフランという状況。

それを表すように豪ドルの短期が良くなっていますし、
スイスフランやカナダドルの短期はやや落ちています。

現在はドルが相場のメインになっていることもあって、
クロス円よりもドルストレートのテクニカル変化が多いですから
来週も引き続きクロス円よりもドルストレートの優先度を上げておき
ドルの動きや円に顕著な動きが出たら、クロス円も見る程度が良いと思います。

来週はユーロ圏や英国の消費者物価指数、ドイツのZEW景況感調査、
BOE議事録にカナダの景気先行指数、消費者物価指数、小売売上高と
そこそこ重要な指標が揃っています。

またドルに関する指標も多いため、ドルストレートとドル円を合わせてみておけば
クロス円でもある程度動く通貨が出てくると思いますので、
事前のシミュレーションにはドルストレートも入れておきたいですね。

個人的な戦略としては今の相場状況を見る限り取引の難易度、
リスクの低さから考えるとドルストレートかと考えているため
優先度はドルストレートを上げている状況。

ただし通貨間の力関係がある程度把握できる方であれば
力関係をじっくり見た上で最も強い通貨と最も弱い通貨の組み合わせや
強い通貨と円の組み合わせ、弱い通貨と円の組み合わせ等で
クロス円を狙うというのも良いと思います。


※毎回最後に書いていた資金管理・分析方法に関する記事は別記事にまとめました
→過去の円高から学んだこと - 6年間のFX失敗体験談とその後の修正談

また日々のメルマガで節目や戦略については書いていく予定。
明日の記事では来週の重要指標と戦略をおさらいします。

それでは、今週もお疲れ様でした!


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