01
2008

■4月の取引結果まとめ■FOMC後のテクニカル変化と米個人所得/個人支出/PCEコアデフレーター/ISM製造業景況指数に注目!

FOMCでは市場予想通り0.25bpの利下げとなりましたね。
声明文ではこれまでと比べて景気の下振れリスクに対する文言が変化。

「景気の下振れリスクは残っている」という部分は削除されていますし、
「成長促進に向けタイムリーに行動していく」という文言については
「成長と物価安定確保のため必要があれば行動する」と変わっていて
市場も次回6月は据え置きという可能性を織り込み始めているようです。

発表後はドルが各通貨に対して下落。まだ大きなテクニカル変化はないものの
明日に雇用統計を控えていることもあって週末の動きが重要となりそうです。

個人的にも保有していたユーロドルが昨日リミットにヒットして決済されており
一旦スクエアな状態に戻していますので、今日の米重要指標や明日の雇用統計
そして週末のNY終値レベルなどからテクニカル状況を見ていきたいと考えています。

また別途記事で書く予定ですが、4月の月足終値も確定し、
長期的トレンドは下方向継続で確定していますので
今後も油断や希望的観測だけは禁物ですね。

今日発表される重要指標・イベントは以下の通り。
■重要指標・イベント
21:30 (米) 3月個人所得
21:30 (米) 3月個人支出
21:30 (米) 3月PCEデフレーター
21:30 (米) 3月PCEコア・デフレーター
21:30 (米) 4/27までの週の新規失業保険申請件数
23:00 (米) 4月ISM製造業景況指数

さて、11時現在のドル円相場テクニカル状況は昨日の動きでまた変化しており
短期がフラットからやや下向きで推移、中期は上向き継続も弱い状態、
長期はこれまでと変わらず下方向継続という状況です。

今日は夜に米国重要指標が並んでいますし、同じ時間に複数の指標があるため
短期的に乱高下する可能性も考えてシミュレーションしておきたいところ。

夜の米指標までは昨日のFOMCの結果を受けて各国市場がどう反応するか、
また各通貨にどのようなテクニカル変化・通貨間の力関係の変化が出るかを見ておき、
その流れを踏まえたうえで短期取引をするのが低リスクかと思います。

ドル円相場の焦点はこれまでと変わらず中期的トレンドの方向性と強さ。
FOMC以降少し弱い動きになっているドルがこのまま落ちてしまうのか、
もしくはNY終値レベルで重要目処をキープし続けるのか。

これまでの繰り返しになりますが、昨年夏からの円高局面において、
中期的トレンドが変化しかけたのは2度。いずれも数日間フラット化したり
少し上向いたりしたのですが、その後再び下落トレンドへと戻ってしまっていました。

そもそも昨年夏からの円高トレンドも「新高値をつけた後の下落」で始まっており、
この現象は相場でもたびたび見られることですので、まだ楽観的に見るのではなく
現在の相場にあるリスクを意識した上で日々の戦略に活かしたいところです。

いずれにしても明日に雇用統計を控えて、無理をする場面ではありませんので
資金管理やシミュレーション等取引をする準備が出来ていないのであれば
無理せず様子見して相場分析だけするというのも一つの手だと思います。

特にドルストレートやクロス円は相関関係によって通貨ごとの変化が違いますので
日々分析することをクセにしておくと取引の難易度がぐっと下がると思います。

さて昨日の取引は上記のようにユーロドルの決済のみでしたので
まずはその結果を、その後ドル円の短期・中期テクニカル、
そしてクロス円の短期・中期テクニカルの順で書いていきます。
昨日の取引はFOMC、雇用統計を控えて迷っていたユーロドルの決済。
ここまである程度伸ばせてきていたので、そのままホールドするか悩んだのですが
最終的にはFOMC、雇用統計と不確定な要素があるため安全重視でいきました。

昨日も本業の都合で外出していたためリミット、ストップ両方設置。
ストップは前日高値越えの1.5670、リミットは前日安値の少し手前である
1.5550に設定して外出しました。

外出している間にヒットしてしまった注文なので、特に考えや根拠等
詳しく書くほどのものはないのですが、個人的にはこれまで書いていたように
引き続きユーロドルの下落局面をチャンスと捉えて攻めていくつもりなので
今後テクニカル的に攻めていけるような場面があれば取引したいと思います。

今回は久しぶりに1週間ちょうどのホールドとなりました。
というわけで昨日の取引は

■昨日の取引
EUR/USD 1.5786 SHORT*3 →1.5550決済(保有ポジ→リミット)
+69,251円

■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■4月の確定済み利益額
+222,447円

さて、11時現在のドル円テクニカルは先ほど書いたように昨日から少し変化。
短期がフラットからやや下向きで推移、中期は上向き継続も弱い状態、
長期はこれまでと変わらず下方向継続という状況です。

11時時点での重要目処は昨日から変化しており、104.30付近を第一目処、
104.80付近を第二目処、105.40付近を第三目処と認識しています。
これまでも上方向の目処として書いてきた104.80付近がある程度強く
今のところここを明確に抜けてきていませんので一つのポイントとなりそうです。

一方下方向は103.30付近を第一目処、102.90付近を第二目処と認識。
最も重要なラインはこれまでどおり103.00-102.90付近と認識していますが
今日のシミュレーションとしては昨日同様102円割れまで行う予定です。

時間分析を加えた場合、今日のNY終値レベルで103円半ばを割り込む展開になると
ドル円の短期・中期テクニカルともに悪い状況になりますので注意しておきたいですね。

また昨日と同様に中期テクニカルは上方向を向いているものの勢いが弱く
明日に雇用統計を控えていることも合わせて考えると、無理にロングしたり
ドルを買う方向でホールドするのはリスクも伴うかと感じています。

先ほど書いたように昨年夏からの円高局面において、
中期テクニカルが明確に転換して継続したことはまだなく、
数日転換したことがありましたが、それもすぐに落ちてしまいました。

そのためまだ油断したり希望的観測で相場を見るのではなく、
長期トレンドはこれまでと変わらず下方向で継続していることと
その中で中期的な流れがちゃんと変わるかどうかをしっかり見た上で
明確な根拠を持って取引戦略を立てていきたいですね。

不確定な要素が多いときには短期取引で値幅も30-50銭程度にすることで
寝ている間やチャートを見れない間のリスクを減らしておくと良いと思います。

上記のことから今日の基本戦略はこれまでどおり

「短期が上向きに変化し、104円より上ではロングで短期決済」
「取引は逆張りではなく下落したあとの反発・上昇を確認した後順張りロング」
「104円付近より下では様子見」「迷ったら様子見」

という方針で臨む予定。本業の外出はようやく落ち着いたのですが
少し疲れがたまっているので今日はチャンスがない場合は無理に取引せず、
相場全体の流れや通貨間の力関係などを分析する程度にしようと考えています。

取引する時はついつい「値幅」を目標にしてしまいがちですが
その目標は「短期的に現実的なのか」「中期的に見てどうなのか」「長期的には?」
と考えていくと、どう考えても合理的ではない値を目標にしてしまうこともあります。
(私も2002年はこれと資金管理の未熟さで大負けしたので)

ですので自分はどの「期間」で取引を完結させようと思っているのか
といった横軸も必ずセットにしておくと、分析・取引ともに幅が広がると思います。



■11時時点のクロス円相場テクニカル状況

・ユーロ円短期=下向き継続。要注意。
・ユーロ円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・ポンド円短期=ほぼフラットといえる状況に変化。
・ポンド円中期=上向き継続も勢いが弱まっているため注意。
・スイス円短期=なだらかな下向き継続。勢いは強くない。
・スイス円中期=上向き継続。下の抵抗帯下限に位置。
・カナダ円短期=フラット継続。
・カナダ円中期=下向きからフラットに変化。
・豪ドル円短期=フラット継続。
・豪ドル円中期=フラットから上向きだがまだ勢いは弱い。
・NZドル円短期=下向きからフラットに戻っている。
・NZドル円中期=下向き継続。上方向の抵抗帯下限に位置。

昨日は日中各通貨ともに大きく動いたもののテクニカル面で見てみると
それほど大きな変化はありません。ドルストレートはある程度動いていますが
クロス円においてはこれまでの流れの範囲内かと考えています。

ここ数日書いてきている豪ドルについては、明確な動きが出ておらず
重要なラインでもみ合っているような状態が続いています。

今週はクロス円相場においても、ドル円の動きが非常に重要になりますし
ドルストレートの動きと合わせて通貨間の力関係が非常に重要になってきます。
逆に言えばそれさえつかめていれば方向性が明確な通貨が出しやすくなり
取引の難易度もぐっと低くなりますので、なるべく意識しておくとよいでしょう。

基本的に中期の方向性をメインに考えていくことには変わりありませんが、
上記のように豪ドルやポンド円などはまだ微妙な状態でもみ合っていますから
明確な方向性が出てからでも十分とっていけると思います。

方向性が出ていないうちに乗ってしまうと高値掴みをしてしまう可能性もありますし
相場はこれからいくらでも動く機会がやってきますので、焦らずにリスクを考えて
まずはしっかり資金管理とレバレッジ管理をしておくのが良いでしょう。

特に事前のシミュレーションなしでチャートを見てしまうと
短期的な動きにつられて慌てて注文をだしてしまったり、
その後すぐに反転というパターンを良く見かけますので注意です。

明日に雇用統計を控えて、クロス円相場においてもドル円同様の資金管理と
上下両方にシミュレーションしておく必要があるかと考えています。

明日の雇用統計ではドル中心の相場推移が考えられますので、
各通貨のドルストレートとドル円の動き次第ではクロス円も大きく変化し
テクニカル的にも重要な変化がでる可能性が十分考えられます。

そのため取引のチャンスも十分ありますし、今のうちに資金管理を万全にし、
上下両方のシミュレーションをしっかりとして雇用統計に備えたいところ。
準備ができていないのに雇用統計に臨んだ場合は、目の前のチャートに翻弄され
結局振り回されて終わってしまうだけになりかねませんので注意したいですね。

※毎回最後に書いていた資金管理・分析方法に関する記事は別記事にまとめました
→過去の円高から学んだこと - 6年間のFX失敗体験談とその後の修正談

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