01
2014

■なぜ逆張りではなく順張りが良いのか■逆指値、順張りを多用する理由、順張りのメリット【FXで勝つための重要ポイントその2】

 重要ポイント その2 ・なぜ逆張りではなく順張りが良いのか
 逆指値、順張りを多用する理由、順張りのメリット

重要ポイント2つ目は順張り。

これは「重要ポイント1」の取引量や回転率と同様に
自分の意思でコントロールできるスキルの一つですが
多くの方が順張りには抵抗があるように思います。

実はこう書いている僕も昔は順張りに抵抗があり
順張りの取引を定着させるのに相当苦労しました。

頭では良いとわかっていても、感覚的に難しいという場合はまだ簡単ですが
そもそも順張りの考え方が嫌い、とか頭でも理解しがたいという場合は
順張り取引を定着するのに少し時間がかかるかもしれません。

僕もどっちかというと最初は順張り嫌いでしたし
後述しますが、逆張りが悪いとは今でも思っていません。

むしろ逆張りにもメリットが多くあるのですが、
そのメリットを享受するには万全の資金管理と
相場分析・節目把握が必要となってくるというだけのこと。

それを考えると初心者の方でも簡単に実行出来て
リスクを低く出来るのが順張りである
、という考えです。


では退場パターンの多くで見られる逆張りのリスクの高さと
順張りのリスクの低さを、同じチャートを使って順番に見てみましょう。


例としてこんなチャートを用意してみました。
通貨ペアや時間軸は気にしないで形だけ頭に入れておいてください。
(クリックで少し大きくなります)



では同じチャートを使って、逆張りのリスクを挙げてみましょう。
逆張りは下がってきたら買う、上がったら売るわけですから
比較的レンジ相場では有効な取引手段だったりします。

以下のチャートは上と同じチャートですが
前半部分のレンジ相場では赤○で買い青○で売り
というパターンでレンジを完璧に捕らえられているので
比較的こまめにしっかり利益を取れている状況です。


相場は常に波を描きながら動いているものですから、
山と谷でそれぞれ待ち構えれば良い、という考え方は
最もシンプルで誰もが納得する方法だと思います。

特に時間軸を大きく取れば、波はほとんどの場合元に戻っている
ということが過去のチャートからも見て取れたりするので
より逆張りの魅力が見えてくるわけです。


ではそのまま同じチャートで時間を進めてみると


3回目の買いを最後に大きくレンジを下抜けしてしまいました。
このパターンは大損失、退場パターンで最も良くあるパターン

特に最初にレンジでうまく取引が成功しているだけに厄介で
下抜けした後も戻ると信じてナンピンしてしまう場合があり、
それが年に何度かの大暴落に当たった場合は即退場となりえます。
(赤○4,5,6つめは1円刻みのナンピンをした例)


ただ、最初に書いたように実は逆張りだけが悪いのではなく、
本当の問題は取引に資金管理が伴っていないことなのですね。
資金管理が完璧にできていないとリスクは高くなり
それが逆張りの損失パターンを招いているともいえます。

さらに初心者の方はトレンドを読んだり、節目を算出したりと
重要な転換点になるキッカケを掴めずに下落に直面する
ので
損切りする根拠も見つからない、ナンピンする根拠もない、
どこで撤退して良いのか、ガマンすべきか全くわからない、
という事態に陥ってしまうわけです。

この節目算出や転換点の把握、取引の根拠については
次の「重要ポイント3」で述べますのでここでは省略します。



では同じ状況で順張り取引をした場合はどうでしょうか。
実際に僕がこのような相場パターンのときに取る行動を
同じチャートを使って説明してみましょう。

まず最初のレンジ相場は順張りを基本戦略とした場合、完全に待機です。↓


根本的に逆張りと取引するタイミングが違うので、
動きが乏しいときはリスクがあると判断して待機
動きが活発化すれば攻められるように準備だけはしておきます。

上下に抵抗帯があり、そこで挟まれているわけですから
ここから上下どちらかに抜ければ攻めていくわけですね。

そしてこの後抵抗帯を下へと一瞬抜ける場面があり
その後一旦戻し、そこから本格的な下落となります。↓


このとき、1度目の下落で抵抗帯を下へ抜けたため
一度ショートで参戦しています。(売りなので青○)
しかしすぐに戻してしまったため一度損切り。(買いなので赤○)

そしてもう一度抜けていくタイミングでしつこくショートで参戦。(2つ目の青○)
これが抜けていったため利益を伸ばし、次に一度戻ったところで
決済(2つ目の赤○)という行動を取っているわけです。


さらに次の段階では再びレンジ相場に。↓


ここでも同じく上下の抵抗帯に挟まれて推移していますので
この場合は安全重視で様子見し、次に抜ける場面を待ちます。


そして次の段階では抵抗帯を上に抜けていきました。↓


こんどは上方向へと抜けていったのでここで買い注文。(赤○)
この後はまだチャートが伸びていっている最中なので
含み益を持った状態になっているというわけです。

ここでタイミングが夜中だったり週末であれば
決済して一旦引き上げるのも一つの手ですし
ストップ注文を利益が残る位置に設定してホールドする、
というのも一つの手。どちらにしても利益が出ることになりますね。



今回の例は簡単に表現するために取引回数は少ないですが
全く同じチャートで見ても、逆張りと順張りでは全く違う、
ということがわかっていただけたかと思います。

つまり逆張りの場合はレンジ相場でも取引回数が稼げますが
レンジを抜けた際に大損し、それも退場する可能性があり、
実際に僕が2002年からFXをするなかで周囲の退場者を見ていても
ほぼこのパターンで大損失をこうむって退場している
わけです。

例えれば毎日お酒を飲んで楽しんでいるうちにアル中になって
体を壊して結局お酒を一生飲めなくなってしまう感じでしょうか(^^;)

FXをやっている人の8割とも9割とも言われる退場者が
ほぼこのパターン
なわけですから、これにハマるのは避けるのが鉄則。


そして順張りの場合、最初の損切りを見てもわかるように
小さい損切りがつき物というデメリットがありますし
レンジでは相場分析だけ行っても取引できず我慢が必要ですが
抜けていく時に大きく利益を取ることが出来るので
いわゆる「損小利大」を実現できるわけです。

こちらは例えば普段は仕事で忙しくしているけれど、
みんなが楽しんでいるときも頑張ったおかげで
最高のお酒が飲めて、また頑張ろうという気がおこる、
といったような良い循環と言えます。


これが僕が順張りをオススメする理由であり、
実際に2002年に大損して反省して順張りベースにした結果、
2003年以降は毎年年間トータルでしっかり利益を出せている
ということにつながっていると確信しています。

「重要ポイント1」でも取引履歴を紹介しましたが、
特に2007年後半からはほぼ順張りで取引していますし
回転率を上げる工夫をしているのも見ていただけるかと思います。

月別FX検証結果・長期トレンドまとめカテゴリー


さて、では上記の文章の中で出てきた上下の抵抗帯や節目、
そしてトレンドの把握・分析はどのように行えば良いのか。
どんな相場がリスクが高く、どんな相場がリスクが低いのか。


ここが最大のポイントとなりますので、次のパートで説明します。

 重要ポイント その3 ・なぜ危険度の高い相場を回避できるのか
 危険度の高い相場を回避するための相場把握・分析方法


著作権管理番号JHT154554-B


0 Comments

Leave a comment