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2014

■なぜ取引量を減らしても利益額(率)が下がらないのか■取引量を減らす+回転率を上げる=利益率UP【FXで勝つための重要ポイントその1】

 重要ポイント その1 ・なぜ取引量を減らしても利益額(率)が下がらないのか
 取引量を減らす+回転率を上げる=利益率UP

重要ポイント1つ目は、細かく分けると2つの項目に分かれます。

[1-1]・取引量を減らす

[1-2]・回転率を上げる


この2項目に共通するのは「勝つこと」を意識しているのではなく
「損失額が大きい負けパターンを減らす」ということです。

FXに限らず投資はどうしても「勝つこと」に意識が向くので
誰もが勝つための方法、必勝法のようなものを探すと思います。
僕も2002年にFXを始めて1年少しはまさにそんなことを考えていました。

ただ情けないことに、それを追い求めた結果2002年は大損。
300万を吹っ飛ばす大損失を2回もやってしまうセンスの無さで
毎日気分はどん底、食事も楽しく食べれない、相場が気になって寝れない、
そんな最悪のスタートをきったわけです。

そこで僕が工夫したのは、まず損失の要因を洗い出して細分化し
修正できるところを片っ端から全て改善していくという方法。
今回の[1-1][1-2]は、ともにその中で生まれた工夫です。

[1-1]・取引量を減らす

これは心がけてみると実は意外と簡単に実行できることです。
取引量は相場の影響を受けるものではありませんし、
自分の精神面のコントロールの範疇ですからね。

【利益額(率)を上げる】≒【損失額(率)を下げること】とも言い換えられますから、
損失を出してしまう要因を可能な限り取り除くために、
取引方法を「量」という面から工夫します。

なかでも損失額が大きくなってしまう負けパターンを
完全に自分の取引パターンの中から消すように工夫する。
これが出来れば必然的に損失額が下がるわけですね。

ただし、単純に今まで10枚単位で買っていたものを減らす、
という減らし方ではありません。10枚なら10枚規模で取引しつつ、
同時に保有する量を減らすことでリスクを軽減します。

では具体的にどう行動すれば良いのか。

行動計画は[1-2]ともセットになってきますので、
具体例の前に[1-2]・回転率を上げることについて説明します。


[1-2]・回転率を上げる

回転率を上げることは、リスクを大幅に軽減する有効な手段。

特に初心者が陥りがちな「大量ポジを一気に保有→全部損失」
という悲惨な(しかし良く見かける)退場パターンを避けることができますし、
相場分析・予測の精度がまだ十分でない初心者の方でも、
リスクを分散する意味で非常に重要なスキルです。

予想という行為は当たればかなり気分も高揚しますし
利益もついてきて中毒症状のようなものまで出てきますが
(これがいわゆるギャンブル的な取引の原因の1つでもありますね)
逆に損失を出すときには大怪我をする危険性を秘めています。

そこで、自分の予測は外れる可能性がある、ということを前提にすることで
あらかじめ外れても怪我を最小限に食い止めるようなリスク分散をする
というのが「回転率を上げる」ということなわけです。


では[1-1]・取引量を減らす、[1-2]・回転率を上げる
これを同時に行うのはどうすればよいのか、
以下に簡単な例を挙げて説明します。

 例 
※ここでは簡単に説明するために数字や行動も単純なものにしています。


例えばドル円の上昇を予測している状況で、
100円で3枚買いたいと思っているとしましょう。
そして買った後の決済は100.30円を目処と予測し
30銭抜きを狙ったとします。

 ■100.00で3枚買った場合 
・100.00円 LONG*3 →100.30決済 利益は+9,000円で問題なし。

予測が当たった場合はこうですね。
では外れた場合、例えば100.25円で反発下落して、
その後100円も割ってしまった場合は

・100.00円 LONG*3 →そのまま塩漬け(3枚塩漬け)

となるわけです。普段からデイトレで取引しなれている方であれば
含み損になる前にすぐ小額利益で決済する冷静な判断もできますが
今回の例では冷徹に含み損回避することは一旦外に置いておきます。


では続いて同じ3枚で取引するにも関わらず、
同時に保有する量を減らして回転させることでリスクを分散する方法。

今回の例では99.80で1枚、100.00で1枚、100.20で1枚、
というような買い方をして平均100円で3枚買って
それぞれ30銭抜きで決済することを考えていたとして
上の例と同じように100.25円で戻った場合を見てみましょう。

 ■99.80、100.00、100.20と1枚ずつ買った場合 
時間軸で並べると

・99.80円 LONG*1を保有 →100.00円 LONG*1を保有(この時点で量は2枚)
→100.10で99.80LONG*1を決済(ここで1枚に減少)
→100.20 LONG*1を保有(ここで量は2枚に)
→100.25で下落(塩漬けは2枚で済む上に含み損も少ない)


それぞれを30銭抜きしたとしたら、100.20を買うころには
99.80のポジションが30銭抜きで決済されているため
同時に持つポジ量は2枚ですみますので
レバレッジ上も大きな違いになるわけです。


そして両方の例で100.25円で反発下落して、仮に99.90に達した場合。

・上の例では単純に含み損が-3,000円

・下の例では先に決済した確定利益3,000円がありますから、
 トータルでは確定利益3,000円に含み損-4,000円、
 つまり-1,000円なわけです。

さらに、ここから下落が加速していった場合は
上の例だと3枚保有に対して、下の例だと2枚保有ですから、
下落が加速した場合のダメージは当然下の例のほうが軽くなる。

つまり、初心者が陥りやすいパターン、最も退場が多いパターンである
塩漬けで含み損が増えて(さらにナンピンが加わると悲惨)という場合でも
ダメージを軽減することができるというわけです。

このようなポジションテイクをしていく意識を持てば
確実に大損するパターンは減らすことができます
何より僕自身がこれを行ってかなり勝率・利益率がUPしました。


デメリットとしては爆発力が無くなるというか、
やはり大量に保有して一気に決済すると
利益額はとんでもない額になる場合があるので
そのような大勝ちが無くなることですね。

ただ回転させればさせるほど、低リスクでリターンは増えるので
確実にコツコツと積み上げていくことが可能です。

このあたりは日々の取引結果を見てもらえればと思いますが
参考までにブログを書き始めてからの取引結果を載せておきます。

特に2007年後半からは、実際に高回転でまわすことがどれだけ効果があるか
含み損をあえて残した状態で検証していて、実際に効果も出ていますので
自分もこのまま高回転取引を続けていく考え。

2009年後半からの取引結果は、各月ごと、各日ごとにも飛べるよう
記事内にリンクが張ってありますので、良かったら見てみてください。

月別FX検証結果・長期トレンドまとめカテゴリー


では続いて重要ポイントその2、順張りのメリットについて書いてみます。

 重要ポイント その2 ・なぜ逆張りではなく順張りが良いのか
 逆指値、順張りを多用する理由、順張りのメリット


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