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2009年11月20日

円高の目処はどこまで!?クロス円中期テクニカルも悪化!白川総裁記者会見、トリシェECB総裁講演に注目!【昨日の取引結果と今日のドル円・クロス円相場テクニカル分析】

■昨日アクセス1位の過去記事■(0時-24時集計)
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 - 低リスクの時だけエントリーする方法


昨日は力関係上円が軸となって強い位置に変化した他
オセアニア、特にNZDが最も弱い位置に変化するなどしたことで
オセアニア系クロス円を中心にドル円クロス円は下落する展開となりましたね。

昨日昼のブログ配信時に書いたように、朝から円が強い位置に来ていたため
個人的にも午前中の相場で基本戦略に従ってポンド円ショートで攻めましたが
午後からは外出する用事が出来てしまったため結局その取引のみで終えました。

ちなみに昨日のNY終値ベース対円変動率を見てみると
最も強かったのは円、続いてUSDが-0.39%、EURが-0.66%、
CHFが-0.69%、GBPが-0.88%、CADが-1.25%、AUDが-1.46%、
そして最も弱かったNZDが-2.34%
という形となっています。

これによって各通貨のテクニカルは当然悪化していますし
クロス円はこれまで上向きだった中期テクニカルに関しても
下の抵抗帯を抜けてフラット化しているものが出ていますので
来週にかけてこれらが下向きになる可能性十分。

また今日も朝からやや円が強い状況となっていますから
この重要な攻防でさらにテクニカルや力関係の変化が出るかどうか、
そしてその際に低リスクな通貨ペアが出てくるかどうかを見た上で
チャンスがあれば強かに拾っていきたいですね。



では続いて12時時点での各通貨テクニカルをおさらいすると
ドル円は昨夜のFXメルマガ配信時に出した時間分析の目処である
89.00を割った地点で引けたため短期は下向きに変化。

また中期・長期はこれまで通り下向きで継続していますので
現時点でドル円は短期から長期まで全て下向きになっていて
順張りショートを行うには低リスクな相場。

ただドル円はドルと円の力関係の差が相変わらず少なく
力関係上もかなり近い位置での推移となっていますので
円軸ドル軸でどちらかが離れるような展開になるまでは
無理して攻めるような場面ではありませんね。

逆に円軸ドル軸の動きが出て差が開いた場合、
特に円が強くドルが弱い位置に変化した場合は
絶好のチャンスとなるため狙っていきたいところです。


一方クロス円のテクニカルは昨日の動きで大きく変化し
もともと昨日昼の時点で下向きだった各通貨の短期は
さらに加速して明確な勢いを持った状態になっています。

また中期はポンド円が下向きで、その他は全て上向きでしたが
昨日の動きによって豪ドル円以外の中期がフラットに変化。
そのためこのまま円が強い状態がもう暫く続いた場合には
中期が下向きになる可能性が出てきています。

リスクという点においてはポンド円が短期・中期ともに下で揃い、
その他はバラバラという状況となっていますから、
ポンド円のみリスクは低く、そのほかは高め。

オセアニア系などは短期の動きだけでもかなり強いので
つい手を出してしまいそうになるかもしれませんが、
テクニカルの方向性は短期・中期が揃っていませんから
こちらも目先の相場に慌てて手を出さないように注意したいところです。

今日予定されている重要指標・イベントは以下の通り。

■今日の重要指標・イベント
午後:日銀政策金利発表
15:30 (日) 白川日銀総裁記者会見
19:30 (欧) トリシェECB総裁講演


今日の注目材料は日銀政策金利発表と白川総裁記者会見、
そして夜に控えるトリシェECB総裁の講演。
日銀の政策金利は今のところ据え置きという市場予想ですから
前回の経済見通しから今回どの程度修正が入っているかがポイント。

ただ現在は力関係、テクニカルともに活発に動いていて
材料なしでも動きが出やすい状況と言えますから
基本は力関係とテクニカルの変化をベースにして
取引戦略を微調整したり通貨の選択をすると良いでしょう。

さらに週末金曜は過去7年間つけているFXノートを見てみても
指標の有無にかかわらず値幅が大きくなったりすることが多く、
テクニカル的にも重要な変化があったことが多いです。

そのためNY市場にかけての短期テクニカル動向をしっかり見て
取引のチャンスがあればしたたかに狙っていきながら、
相場のリスクが大きくなった場合はムリに逆張りしたりせず
安全重視で様子見するなど自分で消せるリスクはきっちり消したいですね。


さて、では昨日の取引ですが前述のようにポンド円ショートで参戦。
また今回も損切りしつつも、一応水曜の損失をほぼカバーできました。

というわけで今日の記事はまず昨日の取引結果詳細から。
その後昨日の動きを踏まえたドル円、クロス円のテクニカル状況、
主要通貨間の力関係等を書いていきます。

■今日の目次---------------------------------
・昨日の取引結果と取引の根拠等
・12時時点のドル円短期・中期テクニカル、上下の重要節目
・ドル円のテクニカル面での重要ポイントと戦略
・10月末時点でのドル円長期テクニカル状況
・木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係
・12時時点のクロス円短期・中期テクニカルと重要ポイントと戦略
---------------------------------------------

.


昨日の取引根拠・材料はいつもどおりの基本戦略に従って以下の通り。

■GBP/JPY
・ボリンジャーバンドのセンターライン割れ
・前日安値割れ
・短期・中期ともにテクニカルが下向きで揃っていたこと
・力関係上円が強い位置で抜けていたこと
・レバレッジが3倍未満で資金管理上余裕があったこと
・決済は高回転取引の決済値幅目処である30-50pips ※
 (過去7年間の自分の取引結果から導いた数値)

※ドル円の場合30-50銭はかなり確率が高いですが
 70銭を越えるとたちまち当日決済可能な確率が下がりますので
 僕は普段から各通貨で30-40銭程度のデイトレが多いというわけです。

※取引に関してアクセスの多い過去記事
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 低リスク時だけエントリーする方法


昨日は朝から円が引っ張る展開となったことで
いきなり前日安値を割っていく展開となりましたので
前日も行ったポンド円のシミュレーションを流用して
順張りショートの高回転取引を行いました。

力関係上は朝の時点でオセアニアが弱い状態だったので
単純に円との関係で言えばオセアニアというアイデアも
あるといえばある選択肢なのかなという気もしましたが、
オセアニア系は中期がまだ上向きの状態でしたから
短期・中期がバラバラでテクニカル的にリスクがありました。

その点ポンド円は前日から短期・中期ともに下向きで
順張りショートには低リスクな相場と言えましたし
揃っていれば損切りしても損は限定しやすいので
今回もポンド円を選択した次第です。


取引を開始してからはまず節目として149円を意識し
一旦その手前で止まる可能性を考えながら取引。

ところが前日安値を割って参戦したところへすぐ戻しがきて
「安値更新後の反転」というパターンになる可能性を考えて損切り。
ただその後再び直前につけた安値を割るような動きが出たので
ここからまず149円手前まで1回取引を行って利確。

そして149円を明確に抜けるかどうかを確かめた上で
再び1回取引しましたが、これは伸びが鈍くなってきたことと
目標値幅に届きかけてすぐ戻してしまう展開になったため
小額決済で利確させて取引を終えました。

この後ブログを書いてさらに午後の相場でも取引を、
と思ったのですが所用が出来てしまってやむなく外出。
結局夕方の下落には乗ることが出来ませんでした。

ただ一応今回はシミュレーションに従った形で利益が出たことや
水曜の損失分に近い額をカバーできたこと、
リスク面でもほぼ問題なかったことから内容には満足しています。

というわけで昨日の取引は

■昨日の取引結果
GBP/JPY 149.30 SHORT*6 →149.39決済(成行→成行)※損切り
GBP/JPY 149.27 SHORT*6 →149.02決済(成行→成行)
GBP/JPY 148.95 SHORT*6 →148.88決済(成行→成行)
+13,800円

■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■11月の確定済み利益額
+174,796円

※これとは別にリピートイフダンの検証をしていますが
 この利益には含まず、別記事で検証過程と利益を書いていきます。

 →http://kawasefxken.blog71.fc2.com/blog-category-24.html


■11月の取引履歴
11/4の取引結果と取引の根拠等
11/6(雇用統計)の取引結果と取引の根拠等
11/9の取引結果と取引の根拠等
11/11の取引結果と取引の根拠等
11/13の取引結果と取引の根拠等
11/16の取引結果と取引の根拠等
11/18の取引結果と取引の根拠等
11/19の取引結果と取引の根拠等

※僕の塩漬けポジに関しては、2005年に行った検証「クロス円の中でのヘッジ」や
 2006年から重点的に行った「逆指値」「小ロットの高回転+万全の資金管理」
 をベースとして、長期的トレンドが下向きになった時点でポジションを残し、

 「含み損がある状態でどれだけ高回転に小ロットを回して利益を積み上げられるか」

 ということを検証するために明確な資金管理に基づいて塩漬けしているものなので
 決して安易に真似することのないようにしてください。

 現時点ではまだ約250万円ほどの含み損を抱えているのですが・・(^^;)
 検証を始めてからの保有期間25ヶ月の間に短期の高回転取引で確定した利益は
 8,595,097円と一応含み損を上回っているため、もう少し続けてみようと思います。

※2007年から始めた検証について→
該当過去記事(下のほうです)





■12時時点のドル円短期・中期テクニカル、上下の重要節目
■ドル円のテクニカル面での重要ポイントと戦略

では続いて12時時点でのドル円テクニカルですが
前述のように短期から長期まで下向きで揃っていて
ここから下に加速すれば順張りショートには低リスクな相場。

上下の重要節目については昨日とほぼ同じ認識で
上の節目は第一目処が10/20,21,29,30、11/4,5安値かつ、
11/9,10,11高値である90.00-20付近、
第二目処が11/2,5,6,12高値の90.60-80付近、
第三目処が10/26,27高値の92.30付近と見ています。

一方下方向は第一目処が10/7安値の88.00付近、
第二目処が1995年7/13,14安値かつ2008年安値,1/21安値の87.10付近、
第三目処は1995年7/10安値の86.60付近と見ています。

※節目に関しては相場の推移によって刻々と変化していくものです。
 上記に算出した目処は12時時点を基準に算出した数値。
 細かく言えば毎秒変化するわけですが、それを追うのは大変なので
 可能ならば半日に1度程度微調整するのが良いと思います。


昨日のドル円は一応前日より変動率は高くなりましたが
相変わらず力関係上ドルが円に近い位置にあることから
明確に抜けるような動きにはならずに引けています。

一応今日も朝から円が買われているものの
まだドルは円に続いて強めの位置をキープし
現在のところ大きな動きが出ていませんので
今日も引き続き円とドルの力関係がポイントとなりそうです。

現在は円軸で円が買われている状況となっていますから
ここからドルが弱い位置に変化するような展開になれば
強烈な下げとなる可能性もあるため要注意。

当然そんな状況になれば順張りショートには低リスクになりますし
ロングを行うにはリスクが高いので今日もその点は注意して
まずは資金管理等自分の中にあるリスク要因を徹底的に減らし、
チャンスが来ればすぐに動けるようにしておきたいところです。

また円が引っ張り続ける展開になれば、2008年安値の87円付近、
さらには1995年につけた86円台が見えてくることになりますし
事前の準備が出来ていればチャンスも多くなるでしょう。

逆にロングで考えていれば現在はリスクの高い相場ですから
明確な計画や資金管理に基づくロングでない取引や、
無闇なナンピンなどは避けておき、資金管理は万全に。

一方で今後早い段階でドルが円よりも力関係上強い位置に来て
短期がフラット化するような展開になれば仕切りなおしとなりますので
今日の相場でもまずはドル軸、円軸の力関係を見て
それがテクニカルにどのような影響を与えるか
という点を見ながら戦略を微調整すると良さそうです。

※リスク回避・低リスク選択に関してアクセスが多い過去記事
【低リスク相場を選び、円高等の高リスクを回避】 - 初心者でもツールを使って勝率改善


ちなみに現在認識している節目としては
個人的に1995年の節目なども参考に分析しているわけですが、
これだけ昔のものになるとあくまで参考程度といったところなので
基本はテクニカルの方向性と強さ、そして1日の値幅などを考えて
現実的なラインに少し余裕を持たせた地点までカバーしておき、
それを越えた場合は様子見するのが良いのではないかと思います。

一応参考までに1995年につけた節目を並べてみると

・88.00付近→7/21,8/2安値←今年1/22,23に到達
・87.10付近→7/13,14安値←2008年安値、今年1/21に到達(年初来安値)
・86.80付近→7/11,19安値
・86.60付近←7/10安値
・84.90付近→7/7安値
・84.50付近→7/3,4安値
・84.10付近→6/23,26安値
・83.60付近←6/13,28安値
・82.60付近←5/31安値


といったところでしょうか。1995年は1月に100円割れ、
2月に96円に達し、3月で90円割れして86円台に到達、
4月は一気に79円をつける展開になったわけですが、
その後も5月に一旦87円まで戻した後再下落し81円台、
6月は83〜84円台、7月にようやく87円、8月で90円乗せ、
9月で100円回復という流れになっています。

あくまでもこれらの値動きは過去の参考にしかなりませんが
自分の資金管理やリスク管理を考えていく上では参考になりますし
1995年のような急落がきても大丈夫なようにしておくことは必要かと思います。

※過去リスク管理関連でアクセスが多かった記事
【円高で大変な思いをされている方へ】 - 過去の失敗経験談とその修正、取引への考え方


個人的には今日も本業の仕事の合間を見つけて取引する考えですが
基本戦略はこれまで通り短期・中期が下向きで揃う間は順張りショート。
ただしドルと円の力関係に差が少なければ様子見。

さらにここからドルが円より強い位置に来て
短期がフラット化するような動きに変化すれば
リスクが高まるため様子見しておく考えです。

また取引をする前には必ず
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。




■10月末NY終値で確定した長期的テクニカルの状況
※10月の取引結果まとめと10月末で確定した長期テクニカル詳細
→http://kawasefxken.blog71.fc2.com/blog-entry-1405.html




■木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係

木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係は
JPY>USD>EUR>CHF>GBP>CAD>AUD>NZDとなっていて
円軸、ドル軸で動きが出ていることや続いて欧州、そして資源国と
ある程度地域間等の特徴が出ていること、そしてその差も開いたことなど
かなり活発に動いている状況といえます。

この力関係も夕方から夜の相場でさらに変化する可能性十分なので
引き続き力関係の変化を見ながら「どの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを考えてシミュレーションしていきたいところです。



■12時時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=下向き継続。
・ユーロ円中期=上向きからフラットに変化。
・ポンド円短期=下向き継続。
・ポンド円中期=下向き継続。
・スイス円短期=下向き継続。
・スイス円中期=上向きからフラットに変化。
・カナダ円短期=下向き継続。
・カナダ円中期=上向きからフラットに変化。
・豪ドル円短期=下向き継続。
・豪ドル円中期=上向き継続。
・NZドル円短期=下向き継続。
・NZドル円中期=上向きからフラットに変化。


12時時点のクロス円テクニカルは昨日の動きで変化し
短期は下向きのまま勢いが加速した状態となっていて
中期はポンド円が下向きで、その他は全て上向きでしたが
昨日の動きによって豪ドル円以外の中期がフラットに変化。

そのためこのまま円が強い状態がもう暫く続いた場合には
中期が下向きになる可能性が出てきています。

リスクという点においてはポンド円が短期・中期ともに下で揃い、
その他はバラバラという状況となっていますから、
ポンド円のみリスクは低く、そのほかは高め。

オセアニア系などは短期の動きだけでもかなり強いので
つい手を出してしまいそうになるかもしれませんが、
テクニカルの方向性は短期・中期が揃っていませんから
こちらも目先の相場に慌てて手を出さないように注意したいところです。


個人的にはこれまで通りの基本戦略を継続し
短期・中期が下向きで揃うポンド円は順張りショート。
その他は短期・中期がバラバラなので様子見継続。

ここから円が強い位置で加速し続けるようであれば
ポンド円はさらにチャンスとなりますし
その他は中期がフラット化したものが多いため
下向きになるかどうかの重要な攻防となります。

そしてそろそろ週末ということも考えて
今目先の相場に手を出すべきかどうか、
というところを資金管理と照らし合わせながら
考えていかれると良いかと思います。

自分の行動の自由度を上げるのは資金管理であり、
それは同時にリスクを軽減することにも繋がります。

テクニカルの分析などはある程度の時間や慣れなど
経験があればあるほど有利になる点もあるのですが、
資金管理は誰でも今すぐにできることですので
必ず万全の資金管理・レバレッジ管理を行って
自分の欲や精神面をコントロールするようにしましょう。

いつも上下のシミュレーションをと書いていますが
これは自分の嫌なほうにも進んで見ること・考えることで
希望的観測を排除し冷静な分析をすることにつながるので
必ず自分が思う方向がある場合はそれと反対の要素を見て
五分五分にした状態で相場を見るようにしたいですね。

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※今週は本業の都合で急な外出が無い限り
メルマガはいつもどおり平日の夕方から夜に発行します。






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