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2009年07月03日

雇用統計後の円買いでテクニカル・力関係ともに変化!来週もRBA,BOE政策金利発表等イベント多数!

■昨日アクセス1位の過去記事■(0時-24時集計)
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 - 低リスクの時だけエントリーする方法


昨日は雇用統計後の相場で大きく円が買われるとともに
通貨間の力関係も終日しっかりと変化が出ましたね。
個人的には出張中でスケジュールが少し厳しかったのですが
夕方までには作業を急ピッチで片付けてシミュレーションをし、
夜の相場ではまずまずの取引を行うことが出来ました。(詳細は後述)

変動幅としても全体的にこれまでより大きくなっていて
NY終値ベースの対円変動率は、USDが-0.75%、続いてGBPが-1.29%、
CHFが-1.65%、EURが-1.78%、CADが-1.85%、NZDが-2.59%、
そして最も弱かったAUDが-2.60%という結果になっています。

さらに高値安値での対円変動率も、オセアニアは2.5%越えですし
その他も軒並み1%から2%あたりの変動が出ていますので、
ようやく相場もしっかりとした動きが戻ったといったところですね。


さて、ではまず木曜オープンからクローズまでの通貨間の力関係を見てみると
JPY>USD>GBP>CHF>EUR>CAD>NZD>AUDとなっており
水曜に比べて円が最も強い位置に来ていることやドルが強めに変化、
そしてオセアニアは弱めの位置をキープしていることなどがポイント。

このような力関係になった結果各通貨のテクニカルにも変化があり
ドル円の短期は上向きから下向きに変化して引けています。
また中期はこれまで通りフラットからやや下向き気味で継続。
長期は明確な下向きで継続しています。


一方クロス円は円が強い位置に来たことから全ての短期が下向きに。
また中期はカナダがフラットでそのほかは上向きで継続していますが
下の抵抗帯上限まで落ちているため幾分リスクは増しています。

クロス円に関しては中期がまだ堅調な推移をしているため
ここから短期が再び上向きに変化すれば低リスクな状況に。
逆にここから短期が下向きで継続し、数日が経過すれば
中期も抵抗帯の下限にきたりフラット化する可能性がありますので
週明けの相場も考えてシミュレーションしたいところです。

今日予定されている重要指標・イベントは以下の通り。

■今日の重要指標・イベント
16:15 (ス) 6月消費者物価指数
18:00 (欧) 5月小売売上高

※米国休場(独立記念日の振替)


今日は米国市場が休日ということもありますし全体的に指標が少ないため
ポイントは昨日の雇用統計を受けて夕方のヨーロッパ・ロンドン勢参入後に
テクニカル面や力関係での変化が出るかどうか。

さらに週末金曜は過去7年間つけているFXノートを見てみても
指標の有無にかかわらず値幅が大きくなったりすることが多く、
テクニカル的にも重要な変化があったことが多いです。

そして相場は今日明日でなくなるわけではありませんから、
「マイナスを短期で取り戻そう」とか、「一発大きくねらってやろう」
いう気持ちは冷静な取引の邪魔になるので抑えておきながら
資金管理を万全にした上で取れるところはコツコツ取っていきたいところ。

また少し気が早いですが来週火曜にはRBA政策金利発表を控えますし、
木曜には豪州の雇用統計やECB月例報告、BOE政策金利発表、
金曜にはカナダの雇用統計や米国の貿易収支に加えて
ミシガン大消費者信頼感指数速報など重要イベント多数。

相場は誰に対しても同じように動いているわけですから、
来週の相場に備えた資金管理やポジションコントロールなど
早めに出来る準備は徹底的にしておきたいですね。

さてでは昨日の取引ですが、本業の出張中という状況の中
一応夜は時間を作って取引することが出来ました。

ただ今回はドルを中心にシミュレーションをしていながら、
発表後はドル軸を諦めてユーロ円、豪ドル円で取引する形で
ここ数ヶ月の雇用統計取引の中では珍しいものになっています。

というわけで今日の記事はまず雇用統計の取引結果詳細から。
その後昨日の動きを踏まえたドル円、クロス円のテクニカル状況、
主要通貨間の力関係等を書いていきます。

■今日の目次---------------------------------
・雇用統計の取引結果とその根拠等
・11時時点のドル円短期・中期テクニカル、上下の重要節目
・ドル円のテクニカル面での重要ポイントと戦略
・ドル円の長期テクニカル状況
・木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係
・11時時点のクロス円短期・中期テクニカルと重要ポイントと戦略
---------------------------------------------

.


雇用統計取引の根拠は基本戦略に従って以下の通り。

・5分足・10分足ボリンジャーバンドのセンターライン割れ
・短期テクニカルの状況(短期が上向きの状態から下の抵抗帯を抜けていった)
・前日安値割れ
・通貨間の力関係上ドルが強めであったこと
・通貨間の力関係上ユーロやオセアニアが弱めだったこと
・雇用統計後に円が大きく買われたこと
・レバレッジが3倍未満で資金管理上余裕があったこと
・決済は高回転取引の決済値幅目処である30-50pips ※
 (過去6年間の自分の取引結果から導いた数値)

※ドル円の場合30-50銭はかなり確率が高いですが
 70銭を越えるとたちまち当日決済可能な確率が下がりますので
 僕は普段から各通貨で30-40銭程度のデイトレが多いというわけです。

※参考過去記事
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 低リスク時だけエントリーする方法


昨日は雇用統計ということもあって本業の出張中にもかかわらず
かなり急ピッチで作業を終えて夕方ごろにはシミュレーションを開始。
いつも雇用統計で行っているようにドル円を中心にドルストレートから始め、
ポンド円、ユーロ円、スイス円等の欧州系クロス円、続いてオセアニア系、
といったようにシミュレーションをしました。

シミュレーション済み通貨は上下両方に対応し、
順張り小額決済の高回転取引を軸にしたいつもの形。
そして資金管理はこれまでどおりレバ3未満をキープし
自信がなければ様子見という選択肢も入れて
リスクを考えた戦略という点を重視しました。

今回ドルを避けたのは発表前の力関係と発表後の初動からの判断。
発表前はドルがある程度強めに推移していたことがまず大きな要因で、
ユーロポンドやユロスイでユーロが一旦強く変化したものの
その後失速して再び弱めに変化していたことがもう一つのポイント。
カナダは微妙なところだったのですがドルと同じ北米ということで回避。

そしてオセアニアでもNZDは前日安値を早めに割っていた一方で
豪ドルは割らずにある程度キープしていた状態だったことなど
今回は発表前の力関係などに変化が多かったこともあって
シミュレーションがかなり具体的に出来たことが大きかったです。

もし雇用統計後にドルが買われたり、円が売られる動きになれば
ドル円で取引するシミュレーションが出来ていたのですが結果は逆。
発表後に円が大きく買われて豪ドルがまず前日安値割れ。

力関係では円がダントツで買われている状況でしたから、
先ほどの力関係からユーロや豪ドル、NZDに絞り、
雇用統計で前日安値を割った豪ドルでまず取引を開始。

こちらはいきなり2回目で損切りする結果になってしまい
少しリスクを考えてポジ量を減らして、その後は下落が続いたため続行。

続いてユーロ円でも前日安値を割ったため取引をはじめ、
動く相場でひたすら高回転で回すことだけを考えました。
豪ドル円は76.50付近で少しもみあい気味になったところで
反発すれば損切りも考えられる推移になったためここで止めて
ユーロ円は最後に損切りが出たところで取引をとめました。

ここからはそれほど伸び方が激しくなくなったため
ドル円で取引するかどうか迷いつつも安全重視で終了。
今回は出張中ということもあって少し余裕がありませんでしたが
月のスタートとしてはまずまずでしょうか。

今後の通常の取引はいつものようにリスク管理を最優先し
こまめにコツコツ積み上げていければと考えています。

というわけで昨日の取引は

■昨日の取引
AUD/JPY 77.22 SHORT*5 →76.91決済(成行→成行)
AUD/JPY 77.07 SHORT*5 →77.11決済(成行→成行)※損切り
AUD/JPY 76.95 SHORT*4 →76.62決済(成行→成行)
AUD/JPY 76.81 SHORT*4 →76.50決済(成行→成行)
AUD/JPY 76.67 SHORT*4 →76.36決済(成行→成行)
AUD/JPY 76.53 SHORT*4 →76.44決済(成行→成行)
EUR/JPY 134.93 SHORT*4 →134.60決済(成行→成行)
EUR/JPY 134.77 SHORT*4 →134.46決済(成行→成行)
EUR/JPY 134.55 SHORT*4 →134.23決済(成行→成行)
EUR/JPY 134.41 SHORT*4 →134.46決済(成行→成行)※損切り
+91,500円

■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■今月の確定済み利益額
+91,500円

■今月の取引履歴
7/2の取引結果と取引の根拠等


※僕の塩漬けポジに関しては、2005年に行った検証「クロス円通貨の中でのヘッジ」や
 2006年から重点的に行った「逆指値」「小ロットの高回転+万全の資金管理」
 をベースとして、長期的トレンドが下向きになった時点でポジションを残し、

 「含み損がある状態でどれだけ高回転に小ロットを回して利益を積み上げられるか」

 ということを検証するために明確な資金管理に基づいて塩漬けしているものなので
 決して安易に真似することのないようにしてください。

 現時点では約190万円ほどの含み損をまだ抱えているのですが・・(^^;)
 検証を始めてからの保有期間21ヶ月の間に短期の高回転取引で確定した利益は
 7,239,441円と一応上回っているため、もう少し続けてみようと思います。

※2007年から始めた検証について→該当過去記事(下のほうです)




■11時時点のドル円短期・中期テクニカル、上下の重要節目
■ドル円のテクニカル面での重要ポイントと戦略

続いて11時時点でのドル円テクニカルは短期が昨日の動きで下向きに変化。
また中期はこれまで通りフラットからやや下向き気味で継続していて
長期は明確な下向きで継続しています。

上下の重要節目については昨日と少し認識を変えていて
上の節目は第一目処が97.00付近、第二目処が97.90付近、
第三目処が46/9-15高値が重なる98.40-60付近と見ています。

一方下方向は第一目処が95.30付近、第二目処は94.40付近、
第三目処が2/19安値の93.30付近と見ています。

※節目に関しては相場の推移によって刻々と変化していくものです。
 上記に算出した目処は11時時点を基準に算出した数値。
 細かく言えば毎秒変化するわけですが、それを追うのは大変なので
 可能ならば半日に1度程度微調整するのが良いと思います。


昨日はドル、円ともに力関係上は強い位置に変化したのですが
円の強さがかなり大きかったことでドル円短期は下向きに変化。
また中期はフラットからフラットからやや下向きでの展開が続いているため
これまでに比べて少しリスクが増していますし、クロス円に比べても
ドル円のほうがリスクがあることには変わりありませんので
引き続き下方向への警戒を持って相場を見ていくと良さそうです。

今後のテクニカル面のポイントとしては短期の方向性。
ここから短期が下向きでしばらく継続した場合は
中期が2月以来の転換の可能性も出てきますから
来週はその点に注意しておくと良いでしょう。

逆にここから再び上向きに変化して戻った場合は
また6月ずっと続いていたもみ合いの相場になりますから
その膠着状態からどちらに抜けるかがポイントとなりそうです。

その中期テクニカルで見ても6月はフラットから下向き気味が続き
テクニカル的にも時間的にも膠着した状態が続いているだけに
この膠着から抜けるような動きが出るときは大変動となる可能性十分。

またそのような動きの際には事前に準備ができていればチャンスとなる反面
資金管理やシミュレーションが不足していれば刈られやすい相場となるので
取引しない時間も常に資金管理とシミュレーションをしておきたいところです。


個人的には短期・中期ともにまだ不安定でリスクがあることや
他の通貨のほうが低リスクなため現時点でドル円は取引対象外。
ここから短期がどちらかに明確な加速を見せて中期が変化するまでは
しばらく様子見して他の通貨ペアを優先させる考えに変わりはありません。

ということで個人的な今日の取引戦略はこれまで通り
短期・中期がバラバラの間は安全重視で様子見しておき
短期・中期が再び上向きで揃えば順張りロングに切り替え、
短期・中期が下向きで揃えば順張りショートに切り替える予定。

そして取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを見て決めていく予定です。




■6月末NY終値で確定した長期的テクニカルの状況
→http://kawasefxken.blog71.fc2.com/blog-entry-1266.html




■木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係

木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係は
JPY>USD>GBP>CHF>EUR>CAD>NZD>AUDとなっており
水曜に比べて円が最も強い位置に来ていることやドルが強めに変化、
そしてオセアニアは弱めの位置をキープしていることなどがポイント。

この力関係も夕方から夜の相場ではまた変化していくと思いますので
引き続き力関係の変化を見ながら「どの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを考えてシミュレーションしていきたいところです。




■11時時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=上向きから下向きに変化。
・ユーロ円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・ポンド円短期=フラットから下向きに変化。
・ポンド円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・スイス円短期=上向きから下向きに変化。
・スイス円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・カナダ円短期=上向きから下向きに変化。
・カナダ円中期=フラット継続。下の抵抗帯上限に位置。
・豪ドル円短期=フラットから下向きに変化。
・豪ドル円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。
・NZドル円短期=下向き継続。
・NZドル円中期=上向き継続。下の抵抗帯上限に位置。

11時時点のクロス円短期テクニカルは昨日の動きで悪化し
全ての通貨で下向きに変化しています。
また中期はカナダがフラットでそれ以外は上向きですが
下の抵抗帯上限付近まで落ちてきていてリスクは少し増加。

クロス円に関しては中期がまだ堅調な推移をしているため
ここから短期が再び上向きに変化すれば低リスクな状況に。

逆にここから短期が下向きで継続し、数日が経過すれば
中期も抵抗帯の下限にきたりフラット化する可能性がありますので
週明けの相場も考えてシミュレーションしたいところです。

個人的にはこれまで通りクロス円の中で力関係上強いものを優先し
順張りロングで取引することを考えてシミュレーションしていく考えですが
短期が下向きの間は安全重視で様子見しておく考えで、
短期が上向きに変化して短期・中期が揃えば順張りロングで。

さらに短期上向きでも値が下で推移したり、フラット化しそうなときには
無理せず安全重視で様子見しておく考えです。

今日は米国が休場であることからどの程度動きがでるかは微妙ですが
来週もRBA政策金利発表やBOE政策金利発表に豪州・カナダの雇用統計など
重要イベントが目白押しですので今からしっかり準備をしておくと良いでしょう。

また相場は今日明日でなくなるわけではありませんから、
「マイナスを短期で取り戻そう」とか、「一発大きくねらってやろう」
いう気持ちは冷静な取引の邪魔になります。

長い目でみてコツコツ積み上げれば資産運用としては十分ですし、
大きな損失をされていてそれを取り戻したい、という方においても
少しずつ積み上げれば取り戻すことは可能かと思いますので
まずは今週も焦らず冷静に資金管理をしておきましょう。

僕もFXを始めた2002年に大きな損失を2度も出して相当ヘコんだものの、
その後資金管理を見直すことでなんとか損失分を取り戻せましたので
冷静にコツコツ積み上げていけば必ず目標は達成できると思います。

事前の準備は無駄に終わることも多いですが、
小さな積み重ねで分析力もついていきますし
大きな相場がくればその努力は報われると思いますので
日々少しずつ失敗の修正や試行錯誤を積み重ねていきたいですね。


※今週は本業の都合で出張が入ってしまったので、
メルマガはしばらくお休みします。





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