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2009年01月11日

ECB政策金利発表、トリシェ総裁記者会見、豪州雇用統計他米貿易収支、ベージュブック等重要指標多数!下落トレンドに変化が出るかに注目

■昨日アクセス1位の過去記事■(0時-24時集計)
【なぜ逆張りして負けるのか?僕のチャート活用法】 - 低リスクの時だけエントリーする方法
先週は各国市場が通常営業になった月曜から本格的に動きが出て
前半こそ年末からの流れを引き継ぎ円安方向へ動いたものの
水曜以降は一転してし、テクニカル面でも明確な変化がでました。

特にドル円、クロス円ともに短期が上向きになり堅調に推移して、
中期テクニカルが転換するかどうかの抵抗帯上限まで達したものの
売りの急所とも言える抵抗帯上限でピッタリ跳ね返される形で下落。
短期が下向きになるとともに中期の位置も少し下に戻されています。

ここ数日書いていることの繰り返しになってしまい恐縮なのですが、
この抵抗帯の上限(≒売りの急所)で跳ね返されて下落、というパターンは
過去の相場でも多く見られるテクニカル的にも教科書的で美しい形なので
今後も中期が明確に上向きになるまではロングで攻めるのを避け
安全重視で戦略を組み立てていきたいところですね。

さらに今週は先週の雇用統計に引き続き米国の重要指標が多く控えるほか
注目のECB政策金利発表やトリシェ総裁記者会見、豪州雇用統計など
相場変動のキッカケとなりうる(うまく利用される)材料は十分。

そのためまずは資金管理に余裕を持たせることを大前提に
金曜NY終値時点のテクニカル状況や通貨間の力関係を把握して
その変化を見るという形で戦略を組み立てるようにしたいところです。


さて、ではまず金曜NY終値時点でのテクニカルをおさらいすると
ドル円はこれまでと変わらず短期から長期まで下向きで継続。
なかでも短期は金曜のメルマガで書いた時間分析の目処である91円を下回り、
金曜昼の分析時に出した下の第一目処付近で引けたことから明確な下向きに。

また木曜の時点で上の抵抗帯上限に位置していた中期テクニカルは
金曜昼の時点で抵抗帯下限に落ち、NY終値時点では抵抗帯より下に位置し
中期も短期と同様に明確な下向きとなっています。

クロス円のテクニカルもこれまでと同様に各通貨短期は下向き継続。
中期においては金曜の動きでさらに下方向へと戻されていて
ポンド、カナダ、NZについては下向きで上の抵抗帯に位置。
ユーロ、スイス、豪ドルについてはフラットとなっています。

クロス円もドル円と同じく昨年8月以来上回ることが出来ていない
中期テクニカル転換かどうかの攻防が今週以降の焦点となりますが、
こちらも抵抗帯上限は売りの急所となりえる位置ですし
ここ数日は上値を抑えられる展開となっているため注意が必要。

今週の早い段階で短期が上向きへと変化して
また抵抗帯上限にトライする展開になっていくのか、
ここ数ヶ月のように抵抗帯上限で上値を抑えられて
再び大きく下方向へと放たれてしまうのかがポイントなので
クロス円も引き続き下方向への警戒は持っておくのが良いでしょう。


また金曜NY終値時点の主要通貨間の力関係をおさらいすると
JPY>USD>GBP>CAD>NZD>AUD>EUR>CHFとなっており
昨年末からやや堅調に推移していたユーロ、スイス、豪ドルが
弱い位置に来ていることがわかります。

これらは早い段階で中期がフラットになっていたため
今後の展開は特に注意しながら見ておくと良いかもしれませんね。


また2008年が終わりFXの利益額、損失額、FXに関連する経費など
FXの確定申告に必要な数字が色々と確定していると思いますので、
時間があれば早めに確定申告の準備をしておくことをオススメします。

税金に関しては早めに手を打つかどうかが後々大きな差となることが多く、
同じ利益額を上げている人同士でも税金等で数十万単位で差がついたり、
損失が大きい方は損失繰越等を使うかどうかで2,3年後のトータル利益に
百万単位の差が出ることも良くあることです。

昨年の分はもう確定してしまったのでどうしようもないのですが、
今後もFX取引される場合は今年のスタートから税制優遇を受ける形にしているか、
損失繰越を行える体制が出来ているかという点がとても大事だと思いますので、
時間のある休みの間に早めのシミュレーションをしておかれると良いかもしれません。

参考過去記事:FXの確定申告や経費、損失繰越について [2009年版]
http://kawasefxken.blog71.fc2.com/blog-entry-975.html


個人的な今週の取引戦略としてはこれまでの基本戦略を継続して
ドル円、クロス円は短期・中期が下向きで揃っているものは
勢いがつけば順張りショートで短期の高回転取引を基本に。

ただし短期が下向きとなっていても値が上に推移していたり
フラット化しそうな場面、もしくは短期がフラットになるようなら
安全重視で様子見しておくという方針で臨みます。

また取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを見て決めていく予定です。


さて、では今日の記事は毎週日曜と同じように今週の重要指標おさらいと、
為替相場全体の流れについて書いていきます。

■今日の目次---------------------------------
・月曜から金曜までの重要指標とポイントのおさらい
・金曜NY終値時点のドル円短期・中期テクニカルと今週のポイント
・12月末時点でのドル円長期テクニカル状況
・金曜NY終値時点のクロス円短期・中期テクニカルと今週のポイント
---------------------------------------------

.


今週予定されている指標・イベントで重要なものは以下のとおり。

■米重要指標・イベント(時系列)
・11月貿易収支
・12月小売売上高
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・12月生産者物価指数
・1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1月フィラデルフィア連銀景況指数
・12月消費者物価指数
・11月対米証券投資
・12月鉱工業生産
・1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

■その他の重要指標(時系列)
(欧) 11月鉱工業生産
(豪) 12月雇用統計(失業率・新規雇用者数)
(欧) 12月消費者物価指数

■政策金利関連
(欧) ECB政策金利発表・トリシェ総裁記者会見

■決算発表
月曜:チャールズシュワブ
木曜:インテル
金曜:CITグループ


今週は米国の重要指標が数多く控えており、
それぞれが重要なものが多いためチャンスも多いと思います。
特に貿易収支や次回のFOMCの議論に影響を与えるといわれるベージュブック、
そのほかNY-FED指数、PHILLY-FED指数に消費者物価指数、鉱工業生産、
ミシガン大消費者信頼感指数速報など週末にかけても多くの指標が予定されています。

そして決算発表ではオンライン証券会社のチャールズシュワブや
インテル、金曜にも米金融サービスのCITグループの決算発表が控えるため
これらが材料視される可能性も考えて戦略を立てると良いと思います。

クロス円関連についてはなんといってもECB政策金利発表と
その後のトリシェ総裁記者会見が最大の注目ポイント。

ユーロは年末から徐々に中期的トレンドがフラット化したものの
ちょうど中期転換の攻防で一旦跳ね返されている格好になっているため
ここ数ヶ月のように跳ね返されたまま再び下落トレンドに向かうのか、
もう一度上方向へとトライしていくのかは重要な見所となりそうです。

ただし注意しておきたいのはトレンドとイベントの関係性で
トレンドが良いときには悪材料でも反応しなかったり
落ちてもすぐに戻ったりすることが多いことがある反面
トレンドが悪いときには良い情報でも反応が悪かったり
その中の悪い部分だけに過剰に反応したりします。

つまりニュース等では後講釈で何でも言われてしまうというわけですね(^^;)

「市場予想より上か下か」といった相対的な情報が多く流れますが
実際の内容を見た場合には相対的な見方が通用しない情報があったり、
テクニカルで分析するとチャートのほうが素直に動いていることが多いので
明確な数値で把握できるテクニカルや通貨間の力関係等の軸を持って
情報に振り回されすぎないように相場を見ていくと良いかと思います。

また相場は今日明日でなくなるわけではありませんから、
「マイナスを短期で取り戻そう」とか、「一発大きくねらってやろう」
いう気持ちは冷静な取引の邪魔になります。

長い目でみてコツコツ積み上げれば資産運用としては十分ですし、
大きな損失をされていてそれを取り戻したい、という方においても
少しずつ積み上げれば取り戻すことは可能かと思いますので
まずは今週も焦らず冷静に資金管理をしておきましょう。




続いて金曜NY終値時点のドル円相場テクニカル状況ですが、
金曜も引き続き下落して、メルマガ発行時の時間分析の目処である
91円を下回って引けたことから短期は明確な下向きで継続。
中期・長期もこれまでどおり下向きで変わりありません。

また木曜の時点で上の抵抗帯上限に位置していた中期テクニカルは
金曜昼の時点で抵抗帯下限に落ち、NY終値時点では抵抗帯より下に位置し
中期も明確な下向きとなっています。

以上のことから今後のポイントは早い段階で短期が上向きに変化し
再び中期の抵抗帯に入って中期転換の攻防に入っていくのか、
それともここ数ヶ月のパターンと同じように下落トレンドに入るのかが焦点ですが
今回ように抵抗帯の上限(≒売りの急所)で跳ね返されて下落、
というパターンはテクニカル的にも教科書的で美しい形なので
中期が明確に上向きになるまではロングで攻めるのを避け
安全重視で戦略を組み立てるのが良いと思います。

特に今週は貿易収支、小売売上高、ベージュブック、生産者物価指数、
NY連銀製造業景況指数、フィラデルフィア連銀景況指数、消費者物価指数、
対米証券投資、鉱工業生産、ミシガン代消費者信頼感指数速報など
米国の重要指標を多く控えていることから材料は十分と言えますので
乱高下に刈られないように事前の資金管理を万全にしてから
上記のテクニカルの変化を見ておくとチャンスも出るかと思います。


上下の重要節目については先週金曜の動きで変化していて
上の第一目処が1/8安値の90.80付近、第二目処が金曜高値の91.60付近、
第三目処が1/8高値、1/6安値が重なる92.90付近と認識しています。

一方下方向の重要節目も先週金曜の動きで変化していて
第一目処は12/22安値の89.20付近、第二目処は12/16安値の88.60付近、
第三目処は2008年安値と1995年7/13,14安値が重なる87.10付近と認識。
月曜のシミュレーション範囲は念のため87円割れまで行う予定です。

※節目に関しては相場の推移によって刻々と変化していくものです。
 上記に算出した目処は金曜NY終値時点を基準に算出した数値。
 細かく言えば毎秒変化するわけですが、それを追うのは大変なので
 可能ならば半日に1度程度微調整するのが良いと思います。

※またこれらの節目やテクニカルは月曜朝の動きで変化する可能性があるため
 その動きについては月曜昼のブログで更新する予定です。


繰り返しになりますが、テクニカル的に重要なところは
今後も再び短期が上向きになってまた転換の攻防に入るのか
上値を抑えられて下落してしまうのかが焦点となりますので
下方向への警戒は持っておくに越したことはないと思います。

特にここ数ヶ月の間で何度かあった「大きい下落後の戻し」については
短期が明確な上向きとなって中期の抵抗帯に入っていったものの
その都度中期テクニカルの上の抵抗帯でピッタリ跳ね返され
その後大きく下落しているため下方向への警戒は継続したいですね。


個人的なドル円の戦略に関してはこれまでの基本戦略を継続し
短期・中期が下向きで揃って明確な方向性が出れば順張りショートで。

ただし短期が下向きとなっていても値が上に推移していたり
フラット化しそうな場面、もしくは短期がフラットになるようなら
安全重視で様子見しておくという方針で臨みます。

また取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを見て決めていく予定です。

■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■今月の確定済み利益額
+54,600円

※僕の塩漬けポジに関しては、2005年に行った検証「クロス円通貨の中でのヘッジ」や
 2006年から重点的に行った「逆指値」「小ロットの高回転+万全の資金管理」
 をベースとして、長期的トレンドが下向きになった時点でポジションを残し、

 「含み損がある状態でどれだけ高回転に小ロットを回して利益を積み上げられるか」

 ということを検証するために明確な資金管理に基づいて塩漬けしているものなので
 決して安易に真似することのないようにしてください。

 現時点では約200万円ほどの含み損をまだ抱えているのですが・・(^^;)
 検証を始めてからの保有期間15ヶ月の間に短期の高回転取引で確定した利益は
 6,181,194円と一応上回っているため、もう少し続けてみようと思います。

※2007年から始めた検証について→該当過去記事(下のほうです)



■12月末NY終値で確定した長期的テクニカルの状況
→12月末NY終値時点で確定した長期的トレンドとチャートについて



■金曜NY終値時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=下向き継続。
・ユーロ円中期=フラット継続。
・ポンド円短期=下向き継続。
・ポンド円中期=下向き継続。上の抵抗帯下限に位置。
・スイス円短期=下向き継続。
・スイス円中期=フラット継続。
・カナダ円短期=下向き継続。
・カナダ円中期=フラットから下向きに変化。上の抵抗帯下限に位置。
・豪ドル円短期=下向き継続。
・豪ドル円中期=フラット継続。
・NZドル円短期=下向き継続。
・NZドル円中期=フラットから下向きに変化。上の抵抗帯下限に位置。

金曜NY終値時点のクロス円短期テクニカルは
金曜も水曜からの流れを引き継いで下落したことで
短期は下向きのまま継続しています。

また中期においてはユーロ、スイス、豪ドルはフラットですが、
カナダやNZがフラットから下向きに変化しているため
抵抗帯で押し返されたのが明確な状況。

中期テクニカルについてはこれまでと同じく今後中期が転換となると
昨年8月以来のこととなるので非常に大きな出来事と言えるのですが、
中期の抵抗帯を抜ける際には新高値をつけて下落するというパターンが
過去にも多く見られましたし、ここ数ヶ月は何度もこの攻防で抑えられ
そのたびに下落トレンドとなっているため今週も注意が必要。

そのため中期が完全に上向きに転換してしっかりキープするまでは
引き続き下方向への警戒を持って相場を見ていきたいところです。

今週のクロス円関連指標としては豪州雇用統計やECB政策金利発表ですが
上記のようにテクニカルがかなり明確になってきていますので、
イベントに振り回されすぎないように、テクニカルや通貨間の力関係を軸にして
その上で日々のイベントを見ておくとよいでしょう。

また相場は今日明日でなくなるわけではありませんから、
「マイナスを短期で取り戻そう」とか、「一発大きくねらってやろう」
いう気持ちは冷静な取引の邪魔になります。

長い目でみてコツコツ積み上げれば資産運用としては十分ですし、
大きな損失をされていてそれを取り戻したい、という方においても
少しずつ積み上げれば取り戻すことは可能かと思いますので
まずは今週も焦らず冷静に資金管理をしておきましょう。

私もFXを始めた2002年に大きな損失を2度も出して相当ヘコんだものの、
その後資金管理を見直すことでなんとか損失分を取り戻せましたので
冷静にコツコツ積み上げていけば必ず目標は達成できると思います。

事前の準備は無駄に終わることも多いですが、
小さな積み重ねで分析力もついていきますし
大きな相場がくればその努力は報われると思いますので
日々少しずつ失敗の修正や試行錯誤を積み重ねていきたいですね。


それでは、今週も頑張りましょう!


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全ては僕の失敗トレードを修正する段階で生まれた知識や知恵で、
今ではこれが自分のトレードの根幹となっています。

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