01
2008

■10月の取引結果まとめ■クロス円短期は再び下向きに。来週はRBA/BOE/ECB政策金利発表&雇用統計!

昨日は夕方の下落によってドル円で約3%、クロス円では3.5~6.2%と大きく動き、
各通貨の短期テクニカルに少しずつ変化が出てきました。
NYクローズにかけて戻したためフラットのものも一部あるものの
欧州系クロス円は昨日の動きで短期の方向性・勢いが悪化しています。

テクニカル的には昨日の記事を書いた時点で短期が下の抵抗帯に入っていたため
そのままなだらかな速度で変化したような形となっていますし、
先週金曜から今週月曜にかけての三角保ちあいを上抜けて以降
上値を抑えられる展開が続いている点にも注意したいところ。

さらに昨日は月末ということで月足終値も確定。
ドル円の長期的テクニカルはまた今月も下向きで引けていて
これで昨年夏に下向きに変化してから1年3ヶ月継続しています。

月足終値と10月の取引結果まとめは別記事として書く予定ですが
今後も目先の相場に加えて中長期的な流れもしっかりと把握した上で
日々の戦略を立てていくように心がけたいですね。

参考:9月末時点の長期的テクニカル状況
過去記事→9月末で確定した長期的トレンドについて

※10月末時点の状況はまた別途記事を書く予定です。
 スペイン出張中なので来月の分とまとめるかもしれません。


また通貨間の力関係についても水曜から少しずつ変化していたものが
昨日の相場では少し変化の度合いが強くなって引けていて
JPY≒USD>CAD>EUR>NZD>CHF>AUD>GBPとなっています。
火曜水曜までは力関係においても典型的な戻しが見えた形でしたが
現在は再びそれぞれの位置関係が変わってきていますし
その差も開きつつありますので、こちらにも注目しておきたいところ。

今週は先週金曜の下落から大きく戻す展開となったものの
テクニカルや通貨間の力関係は週後半にかけて変化していますし
来週はRBA,BOE,ECBの政策金利発表に加えて米雇用統計を控えるなど
市場から注目される材料も多く控えているため、資金管理や中長期的視野での
ポジションコントロール、ストップの管理等を万全にしておきたいところです。


さらにいつもの繰り返しとなってしまいますが、
週明けはいつものように窓が開く可能性も考えて
週末のうちに明確な数値で市場の状況や資金管理を把握し
出来ていない場合は週明けの早い段階で修正しておきましょう。

特に週明けの下落から暴落が始まるパターンなども過去にはあったため
資金管理については余裕に余裕を重ねるぐらいの気持ちで良いでしょう。


特に最近の大きな動きで確定損や含み損を出された方や
先週の下落で大きな損失を出した方などは
その失敗を糧として資金管理や取引を見直し
修正すべき点を見つける時間をしっかり作ってから
再び相場に臨むようにすると良いかと思います。

自分も2002年に大きな損失を2回だしてしまって、
精神的にもどん底に落ちたまま過ごしたことがあったのですが
その際の失敗やその後の小さな失敗を一つ一つ見直して
修正していったことで少しずつ取引が出来るようになり
またその利益率や失敗の程度などがマシになっていきました。

まだまだ今後も修正すべき点は多いと思うのですが
失敗しても退場することがなければやり直しはききますし
そのときには失敗したことがとても大きな材料になったので
一旦取引を止めて資金管理等を見直してみると良いかもしれません。

※参考過去記事:円高で大変な思いをされた方へ(僕の失敗談とその修正)
http://kawasefxken.blog71.fc2.com/blog-entry-708.html


さらに今年も残り少なくなりましたので利益が出ている方は「税金」を、
損失が出ている方、これからも出そうな方は「損失繰越」をどうするか、
ということを確認しておきたいタイミングにきているかと思います。

税金に関しては早めに手を打つかどうかが後々大きな差となることが多く、
同じ利益額を上げている人同士でも税金等で数十万単位で差がついたり、
損失が大きい方は損失繰越等を使うかどうかで2,3年後のトータル利益に
百万単位の差が出ることも良くあることです。


ですので週末など時間のあるときに早めのシミュレーションをしておきたいですね。

※以前書いた関連記事 (FXの税金と損失繰越)
http://kawasefxken.blog71.fc2.com/blog-entry-845.html


では今日の記事ですが、昨日は終日移動で取引ができませんでしたので
まずは金曜NY終値時点のドル円短期~長期テクニカルから。
その後クロス円短期・中期テクニカルの順で書いていきます。

■今日の目次---------------------------------
・金曜NY終値時点のドル円短期・中期テクニカルと来週のポイント
・金曜NY終値時点のクロス円短期・中期テクニカルと来週のポイント
---------------------------------------------

金曜の動きを踏まえて金曜NY終値時点のドル円相場テクニカル状況ですが、
夕方の下落で一旦短期が下向きに変化しかけた直後に戻しており
NY終値時点ではほぼフラットな状況となっています。

火曜には明確な上向きだったものが水曜以降少し勢いがなくなって
金曜NY終値でフラット化という展開ですのであまり良いとは言えませんが
現時点ではフラットなので週明けの窓開きやその後の動き次第で
簡単にどちらにも変化できる位置にあることを認識したうえで
戦略を立てていくと良さそうですね。

上下の重要節目については金曜朝の分析と同じ認識をしていて
上の第一目処が99.10付近、第二目処が99.90円付近、
第三目処は101.80付近と認識していますが、窓開きを考えて
事前のシミュレーションは103円付近まで行う予定です。

一方下方向の重要節目も金曜朝と同じ認識で
第一目処は97.20円付近、第二目処は96.00円付近、
第三目処は94.50円を目処として認識していますが
こちらもシミュレーションは余裕を持って92円台まで行う予定。

※当然ですが節目は相場の推移によって刻々と変化します。
 上記に算出した目処は金曜NY終値時点を基準に算出した数値。
 細かく言えば毎秒変化するわけですが、それを追うのは大変なので
 可能ならば半日に1度程度微調整するのが良いと思います。


昨日は上方向の第一目処でアタマを押さえられる展開となっていて
下落後の戻しでもそのラインを越えられていませんでしたので
週明けの相場でもまず上方向はここが一つのポイント。

また下方向に関しては第一目処を割って第二目処を伺うものの
なんとか戻しているという状況でフラットになっていますので
引き続き下方向への警戒を持って相場に臨みたいところです。


来週はRBA,BOE,ECBの政策金利発表を控えている点や
米指標も多く週末に雇用統計を控えている点、そしていつものように
週明けの窓開きも考えて相場変動が再び大きくなることも考えたいところ。

現時点で短期がフラット化していて簡単に変わりうる位置にあることから
現在の状況では逆張りロングや大量ポジションの投入は避け、
小さく早く動けるようなものをベースに戦略を立てると良いと思います。


個人的には来週もこれまでの基本戦略を継続していく考えには変わりなく、
各通貨短期・中期が揃わずバラバラの間は様子見を継続する形で。

そしてドル円・クロス円は短期・中期が下で揃う場面が来れば順張りショートで。
ドル円を除くドルストレートは短期・中期が揃う場面が来れば順張りドル買いで。
ただし短期・中期が揃ったとしても、値が戻したりフラット化しそうならば
逆張りで攻めるのではなく安全重視で様子見をする形を継続します。

また通貨間の力関係においても少しずつ変化が出てきており
火曜の戻し相場から次の局面に入ってきていることが伺えるため
短期・中期テクニカルが明確に揃って攻めるときがきた場合には
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを考えて取引通貨の優先順位を決めていく考えです。

今週は大きな下落から一旦戻したことで安心してしまったり
戻しに乗り遅れたと後悔された方多いかもしれませんが、
過去にも何度か戻した後に再び下落となることもありましたので
テクニカルが完全に上昇基調となるまでは気を引き締めておき
安全重視でポジションコントロールをしていきたいところです。

反発に乗り遅れて利益を出すチャンスを逃したと思うことについては、
逃したからといって二度とチャンスが来ないということはありませんし
僕自身も恥ずかしながら過去何度も「デカいチャンスを逃してしまった!」
と思っていたらそれ以上のチャンスが何度も来たという経験があります。

また小さく取っていっても積み上げていけば大きなものになりますし
むしろ一度で大きく取る取引や下落時にナンピンしていく危険な取引よりも
中長期的な資産運用としては小さく安全に取っていくことが健全ですので
慌ててついていかないようにしておきたいですね。


■現在のポジ
USD/JPY 122.30 LONG*3
USD/JPY 121.10 LONG*3
USD/JPY 118.38 LONG*4

■10月の確定済み利益額
+761,860円

※僕の塩漬けポジに関しては「新しい検証をする」と書いたとおり
 明確な根拠と資金管理に基づいて塩漬けしているものですので
 決して安易に真似することのないようにしてください。

 現時点では約180万円ほどの含み損をまだ抱えていますが、
 保有期間13ヶ月の間、短期の高回転取引で出した確定利益は5,012,334円と
 含み損分を大きく上回っていますので現時点では一応の成果といったところです。

※新しい検証について→該当過去記事(下のほうです)


上記のことから来週のドル円に対する戦略は

・短期・中期がバラバラの間は様子見。
・短期・中期が下で揃う場面が来れば順張りショート。(逆張りはせず)

という形で考えています。また取引の優先順位については
取引する直前の通貨間の力関係を見て判断していき、
同じ1ポジションを持つのであればどの通貨ペアが最も低リスクか、
ということを考えて優先順位を決めていく予定です。


■9月末時点の長期的テクニカル状況
過去記事→9月末で確定した長期的トレンドについて



■金曜NY終値時点のクロス円相場テクニカル状況
・ユーロ円短期=上向きから下向きに変化。上の抵抗帯下限に位置。
・ユーロ円中期=下向き継続。
・ポンド円短期=上向きから下向きに変化。上の抵抗帯下限に位置。
・ポンド円中期=下向き継続。
・スイス円短期=上向きから下向きに変化。
・スイス円中期=下向き継続。
・カナダ円短期=上向きからフラットに変化。
・カナダ円中期=下向き継続。
・豪ドル円短期=上向きからフラットに変化。
・豪ドル円中期=下向き継続。
・NZドル円短期=上向きからフラットに変化。
・NZドル円中期=下向き継続。

金曜の動きでクロス円のテクニカルにも変化が出てきました。
特に欧州系クロス円はすべて短期が下向きへと変化しています。

またカナダやオセアニアは一応フラットとなっているものの、
これは火曜以降の戻しが大きかった分落ちてもフラットになっているだけで
感覚的にはほぼ下向きと考えても良い状態かと思います。

そのため個人的にはこれまでの基本戦略に従って
一応ショートで攻める条件が整った形となります。

ただ週明けの相場で窓が開き、同時に大きく動く可能性もあることから
週明けに上方向へと動いた場合は様子見を継続する考え。
また週明けに下方向へと動いた場合は順張りショートで、
通貨間の力関係上最も低リスク高リターンのものを攻めたい考え。

またドルストレートについても昨日の動きで短期・中期が揃っていて
個人的な基本戦略上攻める条件が整っていますので
こちらもチャンスを見ていきたいと考えています。





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2 Comments

ユージ  

いつも読んでいます。

いつも、参考させていただいています。早速、1000単位預金、実行しました。暴落したときに、やれば良かったのですが、その時は、頭が真っ白で・・・・・レバレッジを抑えた取引で、回転数を増やす。これが結局、お金をとりもどす、早道なのかもしれません。ちなみに、金曜日から、サイバーエージェントに変更しました。。。。5000ポンドで、売りましたら、期待以上に値幅もとれて、低レバレッジのすばらしさを、あらためて痛感しました。お体に気をつけて、これからも、すばらしいブログを続けてください。

2008/11/01 (Sat) 14:22 | EDIT | REPLY |   

為替見習  

ユージさん、こんにちは。
お返事が遅くなりましてすみません。
ちょっと時差ぼけでまだリズムができていなくて・・(^^;)

改めまして、コメントいただきありがとうございました。
私も過去恥ずかしいぐらいたくさん失敗をしていますし
もう人には言えないような金額を一夜で飛ばしたこともあるので
まだまだこれから修正すべき点はたくさんあると思うのですが
低レバや1000通貨での取引は、そんな失敗を少なくしていく段階で
とても自分でも役にたったなぁと思っています。

やっぱり目先の利益額とかが減ってしまいますし、
現実の生活とその利益額を照らし合わせると
とてもじゃないけど少ない!と思ったりしたこともあったのですが(^^;)
取引の方法とか自分のスタイルを確立するという目的においては
とても柔軟性を持ててよいかと思います。

ユージさんも5000の場合と3000、1000、7000など、
それぞれでどのように資金管理が変わってくるか、
またその量や資金管理によって精神面がどの程度変わってくるかなど
色々数字と自分の心理面の関連性などもノートにつけてみると
今後の取引の幅が広がっていくかもしれません。

と、このようなことを言っている私もまだまだ修正すべきところが多いので
今後ともお互いがんばっていきましょう!

コメントありがとうございました。

2008/11/04 (Tue) 12:35 | EDIT | REPLY |   

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